
「五日市線100周年お祝いワイン」が4月19日・20日、セレオ八王子北館(八王子市旭町)2階ステーションコートで販売される。
拝島駅と武蔵五日市駅間を結ぶ五日市線は、1925(大正14)年に開業。4月21日に100周年を迎える。同路線を管轄するJR東日本八王子支社(旭町)は昨年、「五日市線 Next 100th」と題してイベントを開催するなど100周年に向けた機運を盛り上げてきた。
今回は同社と、セレオ八王子の運営などを手がけるJR中央線コミュニティデザイン(小金井市)、ジェイアール東日本商業開発(立川市)が協働し、中央線沿線の魅力向上などを狙って取り組んでいるプロジェクト「C-Legend」の一環でオリジナルワインを造った。
あきる野市、山梨県甲府市のそれぞれで採れたブドウをブレンドし醸造した。アルコール度数は12%。醸造は五日市線・武蔵増戸駅近くのワイナリー「ヴィンヤード多摩」(あきる野市)で行い、昨年10月には一般向けの醸造体験イベントも開催した。今回はそのワインにオリジナルラベルを付け販売する。
JR東日本八王子支社の広報担当者は「東京で作られたブドウを使用し、醸造されたワイン。かんきつ類とバニラの香りに、ほのかな苦みも感じる、すっきり爽やかな白ワイン」と説明する。
内容量は750ミリリットル。価格は3,300円。販売時間は11時~17時。