
八王子経済新聞の2025年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、三井アウトレットパーク多摩南大沢(八王子市南大沢)「ファクトリーアウトレッツ『B街区』」が一時閉館することを伝える記事だった。
今年1月1日から6月30日までに配信した、93本の「ヘッドラインニュース」のPVを集計した。上位10位は以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 三井アウトレットパーク多摩南大沢「B街区」、1月13日から一時閉館(1/6)
2. 京王電鉄が「9000系10両編成」車両刷新 座面は「多摩織」がモチーフ(2/7)
3. 西東京バス、4月1日にダイヤ改正 「市街地循環」は運行ルート変更(3/31)
4. OMデジタルソリューションズが新たな一眼カメラ販売 交換レンズ3本も(3/3)
5. 日野市・豊田駅前でビールフェス開催へ クラフトビールメーカー9社が出店(5/27)
6. 啓文堂書店が紀伊國屋書店グループ入り 京王が運営企業の全株式を譲渡(5/17)
7. 高尾駅南口にNゲージレンタルレイアウト店 一昨年閉業の店の設備受け継ぐ(6/6)
8. 土方歳三の命日に「ひの新選組まつり」 アニメ「青のミブロ」コラボ企画も(5/7)
9. サンリオピューロランドが新アトラクション開設 デザイナーなどの仕事体験(3/13)
10. 高尾駅前「KO52 TAKAO」で夜市 地元作家の作品販売など(6/9)
三井アウトレットパーク多摩南大沢は、南大沢駅と東京都立大学の間にある都有地を活用した大型商業施設。三井不動産(中央区)が2000(平成12)年9月、「ラ・フェット多摩南大沢」として開業し、2008(平成20)年に現在の名称に変わった。定期借地契約の期間満了を受け、昨年7月に再び三井不動産を事業予定者として選定され、その際、今回の「B街区」は建て替えを行った上で、リニューアルすることになった。建て替え工事は2027年度の完了を目指す。
2位は京王線を走る車両「9000系10両編成」の改修を伝える記事だった。今回の改修では、天井から床までモノトーンの物に変え、座面に八王子の伝統工芸品「多摩織」をモチーフにした物を採用するなど室内空間も更新した。3位は西東京バス(八王子市明神町3)が4月1日に行った路線バスダイヤ改正の話題だった。
4位はOMデジタルソリューションズ(高倉町)のミラーレス一眼カメラ「OM SYSTEM OM-3」などの新商品のニュースだった。同社は2021年1月にオリンパス(石川町)からカメラの製造・販売など映像事業を引き継ぎ、「OM SYSTEM」のブランドで商品展開している。
6位は京王線・井の頭線・相模原線などの沿線に20店舗を展開する啓文堂書店を運営する京王書籍販売(多摩市豊ヶ丘1)が紀伊國屋書店(新宿区)グループの一員になることを取り上げたもの。京王書籍販売は6月30日に紀伊國屋書店グループに入り、商号や屋号は今後、順次変更することになっている。
7位はNゲージ専門の鉄道模型レンタルレイアウト店「TOKYO N-Train」(八王子市初沢町)の開業について取り上げた記事がランクイン。9位はサンリオピューロランド(多摩市落合)にオープンしたワークショップ型アトラクション「CHALLENGE PURO(チャレンジピューロ)」だった。
5位の中央線・豊田駅南口の駅前ロータリーで行われた「ビールで乾杯!TOYODAビアフェス2025」、8位の新選組をテーマにしたイベント「ひの新選組まつり」、10位の商業施設「KO52 TAKAO(ケーオーゴーニー・タカオ)」(初沢町)で行われたマーケットイベント「高尾夜想(タカオヤソウ) ~ Takao Nocturne Op.1」のようにイベント開催の話題も多く読まれた。