東京薬科大学(八王子市堀之内)で11月1日~3日、「東薬祭」が開催される。
同大学は1880(明治13)年設立の東京薬舖学校が前身。来年には創立130周年を迎える。約4万1,000平方メートルに及ぶ構内に2000種類もの薬草、薬用植物をほぼ自然の状態で栽培する「都内最大級」の「薬用植物園」を持つ。
同大学では学生主催で行う「三大学内行事」として「新歓祭」「体育祭」「東薬祭」の3つがあり、後者2つの行事を10月、11月に続けて開催している。「東薬祭」は今回で56回目。「昨年12月に本部を発足し、今年の4月から活動が始まった」と同実行委員会。現在、約450人の学生が9つのパートに分かれて準備を進めている。期間中の来場数は約6,000人を見込む。
薬科大学である特長を生かして薬草に関するセミナーや体験学習、精油を使ったルームスプレーの作り方を教える「ルームスプレー講習会」など、さまざまな企画を用意。「学校全体で東薬祭を盛り上げる」と意気込む。中には、俳優として活躍する沢村一樹さんによる講演会も。沢村さんは2003年にフジテレビが制作したドラマ「白い巨塔」に出演した際、ロケ地となった同校に訪れており、今回は久しぶりの来訪。約1時間にわたって自身の体験などを通したトークを披露する。講演は1日15時から。
このほか、同祭の定番行事となっている「ミス・ミスター・ベストカップルコンテスト」では、同大学のミス、ミスターに加え、女装が似合う男子学生「美女な野獣」も選ぶ。「the telephones」「BIG MAMA」「Champagne」の3組によるライブイベントは1日16時30分から開催。現在、チケットを先行販売している。
開催は各日9時30分から。