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オリンパス八王子事業場チームが総合2位 秋田のソーラーカーレースで

雨の中を走る「ORS-25」

雨の中を走る「ORS-25」

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 秋田県大潟村で行われたソーラーカーレース「ワールド・グリーン・チャレンジ(WGC)2025」で8月12日、オリンパス(八王子市石川町)の社員チーム「OLYMPUS RS」が総合2位でレースを終えた。

「OLYMPUS RS」はクラス優勝、総合2位で大会を終えた

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 同レースは大潟村ソーラースポーツライン(秋田県大潟村)で行われた。ソーラーカー部門は「チャレンジャー」「クルーザー」「エンジョイ」「アドベンチャー」の4クラスで、1周25キロのコースを3日間に分けて25時間走った総走行距離を競った。

 今年は8月10日~12日に開催された。大会期間中は停滞前線の影響で全国が悪天候に見舞われた。同大会でも1日目に予定していたソーラーカー部門のタイムトライアル競技は雨天のため中止となった。2日目以降も時には激しい雨が降る時間帯もあった。

 本社に隣接する「オリンパス 技術開発センター石川」で働く職員有志による同チーム。1999(平成11)年秋に結成した。2023年まで鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われた「ソーラーカーレース鈴鹿」では、クラス連覇や周回新記録、総合成績トップなど数多くの記録を残した。同大会終了後は「WGC」に参戦。今回で4回目の参戦で、オリジナルのソーラーカー「ORS-25」を使って、「エンジョイ1」クラスに出場した。

 1日目は1周約40分~48分のラップタイムで、10周を走った同チーム。2日目は1周40分以内のタイムで走行したが、10周目以降は失速。12周したところでレースを終えた。

 最終日は4周目まで40分以下のタイムで走り、8周を走ったところでレースが終了。3日間で30周を走り、クラス優勝、総合2位となった。今大会は名古屋工業大学ソーラーカー部「NITech Solar Racing」が3日間で35周を走り総合優勝した。

 チームリーダーの山本武さんは「天気が不安定だったので、思ったより走れなかった。これまでの車両と大きな変更はないが、後ろが見やすいようミラーを付け、モーターのセッティングを変えたところ、それが良い方向にいった。来年は1日目に12周、2日目に13周、3日目は12周の37周走りたい。3日間とも晴れればそれだけ走れる車両にはなっている。目標を達成したい」と話す。

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