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「多摩ランタンフェスティバル」始まる ワークショップも

昨年から始まった「ランタンパレード」の様子

昨年から始まった「ランタンパレード」の様子

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 「多摩ランタンフェスティバル2025」が10月6日、多摩市内で始まった。

ベトナムランタンを使う「多摩ランタンフェスティバル」

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 「J Smile多摩八角堂」(多摩市豊ヶ丘)を中心に多摩ニュータウンの豊ヶ丘・貝取エリアで行われる同イベント。2019年から行われており、今回で7度目を迎えた。主催は、日本総合住生活(千代田区)、多摩ニュータウンを拠点に活動するまちづくり団体「ニューマチヅクリシャ」(多摩市落合)、京王電鉄で組織する実行委員会。昨年は約3万2000人が参加した。

 「個人と場が共鳴する柔らかな関係」をテーマに開催する今回は、さまざまな場所をベトナムランタンでライトアップするほか、メインイベントと位置付ける今月11日・12日には、さまざまな企画を行う。

 当日は、多摩市にゆかりのあるクリエーターや店が集まり、古着やアクセサリー、アート作品の販売、ワークショップなどさまざまな企画を行う「ニューヨイチ」、豊ヶ丘・貝取エリアで活動している人たちが選書した本を読むことができる「路上書房」、多摩ニュータウンを巡る参加型イベントなどを行う。会場には、バインミーなどアジア料理を提供するキッチンカーなども並ぶ。

 両日とも地元のアーティストとともに作った光るコスチュームを着た子どもたちが、多摩ニュータウンをテーマにアーティストが作った山車(だし)をひき、豊ヶ丘商店街を練り歩く「ランタンパレード」を行う。17時30分から。日本総合住生活の広報担当者は「多摩ニュータウンをランタンとともに照らすイベントとなっているので、ぜひ来場してほしい」と話す。

 同実行委員会では現在、同イベントにかかる資金の支援者を募集している。「ふるさと納税」の仕組みを活用し、クラウドファンディングで集めた資金から経費などを差し引いて事業者に補助する多摩市の制度「多摩市ふるさと納税を活用した資金調達支援事業補助金」を使う。目標金額に達しなくても企画・運営・会場設営などをまかなう費用として使われる。

 クラウドファンディングの目標金額は150万円。10月7日現在で46万6,000円の支援が寄せられている。寄付はふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」のガバメントクラウドファンディング専用ページで受け付ける。金額に合わせて多摩市が設定している返礼品を付けて申し込む。締め切りは10月12日。

 ベトナムランタンのライトアップ実施時間は10時~21時(11日・12日は20時まで)。11日・12日に行うメインイベントの開催時間は15時~20時。10月12日まで。

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