東京純心女子大学(八王子市滝山町2)で11月7日・8日、「聖母(マリア)祭」が開催される。
同大学は1967(昭和24)年に開学した東京純心女子短期大学から発展する形で1996年に開学。学部は現代文化学部のみで、学生数は4学年合わせても計480人。来年度には現在3つある学科のうち、国際教養学科と芸術文化学科を統合する「改革」も控えている。
今回のテーマは「Change ~Yes, we can~」。「来年度から大学が大きく変わるということで、このテーマに『聖母祭から大学を変えていこう、より良くしていこう』という思いを込めている」と実行委員会委員長の高橋さん。2日間で1,000人の来場を見込む。
準備を始めたのは今年5月。「本部をはじめ、イベント、装飾、広報、模擬、ステージ、会計の部署に分かれ、イベント内容や学校全体の装飾を考えたり、広告協賛や模擬店団体を集めて説明会を行ったりと準備を進めてきた」。10月に入ってからは八王子駅周辺でのチラシ配りなども。「模擬店に参加する学生は、どのような模擬店にするか話し合ったり、ポスターやチラシなどを作成したりと、聖母祭を盛り上げるために準備を進めていた」と高橋さん。
キャンパスでは、模擬店や展示、ライブイベントなど約30の団体が出展する。スタッフとジャンケンで勝負をして勝つとスタンプがもらえる「スタンプラリー」や、同大学の食堂を会場にヨーヨー釣りや輪投げ、的当てなど「縁日」も用意。学生たちがそれぞれパフォーマンスを行い、学内で一番の「目立ちたがり屋」を決める「シャシャリコンテスト」なども行う。「吹奏楽の演奏やトーンチャイムの演奏などイベントも盛り沢山」と高橋さん。俳優・田中圭さんを迎えたトークイベントも予定する。
当日は構内のエレベーターが混雑するため、階段を少しでも楽しく上ってもらおうと、童話「浦島太郎」をテーマにした切り絵で表現した装飾を施す。「ご来場いただいた方に『良かった、楽しかった』と思っていただける学園祭にしたい。学生一人ひとりの心に残るような学園祭を作り上げていきたい」と高橋さん。
開催時間は、7日=9時~17時、8日=9時~16時。