バイク技術研究所(八王子市大塚)は12月11日から、幕張メッセ(千葉市美浜区)で始まった自転車のイベント「CYCLE MODE international 2009(サイクルモード・インターナショナル)」に来春発売予定の新型自転車「YS-33」シリーズを出展している。
同社は国産旅客機「YS-11」の元技術者らによって自転車の開発・製造・販売を行っており、2006年11月から販売が開始された折り畳み自転車「YS-11」シリーズはこれまでに2,000台以上が生産されている。同シリーズは普通の折り畳み式自転車の重量が10~14キロほどあるのに対し、ボディーにアルミ合金を採用することで7.3キロと超軽量を実現したのが特徴。電動アシスト機能を持たせた「YS-11ハイブリッド」もある。
今回出品したのは来春に発売を予定している折り畳み自転車「YS-33」と電動アシスト機能を持った「YS-33ハイブリッド」の2種類。特徴は「YS-11は『超軽量』に対し、YS-33は『走りと乗り心地』」と同社社長の白井健次さん。「このクラス最大のホイールベースによるトップクラスの走行性と前後輪にサス機能。初めて登場する本格的走りの電動アシストスタイリッシュバイク」。
折り畳んだ状態の全長は82センチメとコンパクトに仕上げたが、1.8インチのタイヤや9段ギアの変速機を実装するなど、乗り心地にも配慮。「トップクラスの走りと折り畳み機能の両立」と白井さん。詳細な販売時期や価格、販売予定数などはまだ未定だという。
イベントは今月13日まで。