2013年の開催に向けて活動を行ってきた「東京多摩国際園芸博覧会」誘致検討準備会は4月28日、準備を進めてきた「(仮称)東京多摩国際園芸博覧会(多摩花博)」の開催時期を延期することを発表した。
多摩花博は多摩地域の振興や認知度向上などを目的に近隣市町村の商工団体からの発案で進められてきた。昨年3月には同準備会を設立、9月には承認機関である国際園芸家協会(AIPH、オランダ)から開催の内諾も受けている。しかし、オリンピック招致に向けて総力を挙げる東京都からの協力が得られず、このままではAIPHへの正式な申請が困難であるという判断から延期が決定された。
同準備会によると、AIPHへは延期の決定をすでに報告済み。今後も誘致に向けた活動は続けるという。