東京工科大学(八王子市片倉町)は2月19日から、同大学メディア学部で進められているプロジェクトの卒業研究作品を展示する「インタラクティブコンテンツデザイン(ICD)展」を原宿のデザイン・フェスタ・ギャラリー(渋谷区)で行う。
同学部では2003年から「メディアコンテンツ展」と題して毎年、卒業研究の発表の場を設けている。「ICD展」はこの「メディアコンテンツ展」からスピンアウトする形で昨年から開始。同学部が進める研究プロジェクト「インタラクティブコンテンツデザイン」に参加する学生たちが卒業研究として作った作品や、同プロジェクトの卒業生による作品などを展示する。
今回に向けて作品製作を本格化させたのは昨年9月ごろから。「『インタラクティブコンテンツ』という分野としては共通しているが、その作品の形態はさまざま」とプロジェクトを進める同大学メディア学部の若林尚樹教授。会場では、ウェブサイトデザイン、携帯電話用のウェブコンテンツ、インスタレーションアート、立体化した写真、イラストレーションなど16点の展示を予定。
展覧会の準備は3年生が担当。昨年11月ごろから展示に向けてポスターやパンフレットを用意。イベントを間近に控えた今、ミーティングなどを重ねているという。
開催時間は11時~20時。2月21日まで。