多摩地域の町おこし組織「たまおこしの会」は5月22日、八王子に牧場を持つ磯沼ミルクファーム(八王子市小比企町)で食事会「磯沼さんちの牧場ランチ」を開く。
同会は多摩地域の町おこしを目的に、2003年4月から活動を開始。活動期間を10年間に絞ったうえで、さまざまな事業を行っている。同会には多摩地域で活動する農家や食品加工業者、レストラン、大工、建築家、デザイナー、書店など、さまざまな業種の人が参加。「会則なし、代表・役員なし、入会金なし、年会費なし、事務局なしでやっている」と同会の飯田さん。
イベントは同会が行っている催し「おいしい定例会」の一環で行う。今年1月に東京・国立市で行って以来4カ月ぶりの開催となる。「三多摩の有機農産物をプロに調理してもらい、楽しく食べようと企画した」と飯田さん。これまではレストランを会場に行ってきたが、今回初めて野外で開催することになった。「磯沼さんも仲間の一人。今回は牧場の溶岩石釜を使って、みんなで調理して食べる」。
当日は石釜を使ってピザを焼くなど、参加者自らが「牧場ランチ」を作り、食事会を開催。併せて、同ファームが牛や羊を育てている牧場の見学や乳しぼり体験などの催しも予定。参加には事前の申し込みが必要で、定員は30人。既に20人ほどから申し込みがあるという。
参加費用は、大人=2,500円、子ども=1,500円、幼児は無料。イベントは10時~15時。雨天時は翌23日に順延する。