多摩市内をはじめとした郵便局で7月1日から、市内の観光スポットやイベントを題材にしたオリジナルフレーム切手「心ふれあうまち多摩市」が販売されている。
フレーム切手は自分の写真を使ってオリジナルの切手を作ることができるサービス。今回、多摩市の観光PRを目的に、市内の郵便局長らからなる多摩市郵便局長会の提案を受けて企画された。発行・販売は郵便局会社東京支社(港区)が行っており、多摩市が写真提供などの形で協力している。
サンリオピューロランド、パルテノン多摩といった市内の観光スポットや景観を題材にデザイン。「春の乞田川」「初夏の中沢池公園」「秋の桜ケ岡公園」など、市内各所の季節に合わせた姿も収めた。イベントでは、今年も8月10日に行われる予定の「せいせき多摩川花火大会」や毎年11月に行われている多摩地区最大級のイルミネーション「多摩センターイルミネーション」の模様などが採用。
「季節感あるものからさまざまな施設まで、多摩市全体を知ることができるようになっている」と担当した市経済観光課の担当者。「まずは多摩市を知っていただきたい」。7月3日・4日に京王線・聖蹟桜ヶ丘駅周辺で行われた「せいせき朝顔市」では郵便局による出張販売も行われ、「昼の段階からまずまずの売れ行きだった」という。
多摩市内と府中市内の郵便局計38局で販売。1シートは80円切手10枚で構成されており、価格は1シート1,200円。販売部数は1,300部。