京王相模原線・小田急多摩線「多摩センター駅」前のパルテノン大通り(多摩市落合2)で11月13日、「多摩センターイルミネーション」が始まった。
点灯した「センターランドツリー」とその周囲のイルミネーション
同イルミネーションは毎年冬に行われており、今年で10年目。多摩地区の中でも最大級のイルミネーションとして知られ、駅前から市の複合文化施設「パルテノン多摩」(落合2)までの南北全長400メートル、東西200メートルを光で飾る。昨年は期間中約210万人が会場を訪れた。
通路中央部と周囲のクスノキをLEDで装飾。入口にはアーチ状のイルミネーション「光の水族館」を設け、魚たちが泳ぐ姿の中を通り抜けることができる。多摩センター三越前の十字路には、多摩市の友好都市である長野県富士見町から寄贈されたモミの木を飾った「センターランドツリー」を設置。このほか、通路上にはサンリオのキャラクターをかたどった「光のハローキティ2010」「光のシナモン」なども飾る。
13日に行われた点灯式では、桜美林高校の学生によるハンドベルの演奏やクリスマスをテーマとした「サンリオピューロランド オープニングショー」などを上演。「センターランドツリー」を背景にした特設ステージを取り囲むように家族連れなど大勢の人が訪れ、親に肩車されながら見る子どもたちの姿もあった。イルミネーションはカウントダウンとともに18時に点灯。暗かった周囲が一斉に明るくなり、周囲から「きれい」「すごい」など大きな歓声が上がった。
11月19日・26日と12月3日にはサンリオキャラクターによるパレード「ハローキティに会える街 イルミネーションパレード」を開催。開催は各日17時30分から。12月11日には津軽三味線奏者・咲ゆう子さんが、24日には東京都立永山高校の吹奏楽部が、25日には「冬のファンタジー」などで知られるポップスデュオ「カズン」が、それぞれコンサートを行う。
点灯時間は16時30分~23時(金曜~日曜・祝日は16時~)。「光の水族館」など一部のイルミネーションは12月25日まで。イルミネーション全体は来年1月7日まで。