京王相模原線・小田急多摩線「多摩センター駅」前の歩行者専用道路「パルテノン大通り」（多摩市落合2）で11月7日から、「多摩センターイルミネーション」が始まった。

　同イルミネーションは毎年冬に行われており、今年で9年目。多摩商工会議所などによる実行委員会が主催する。駅前から市の複合文化施設「パルテノン多摩」（落合2）までの南北全長400メートル、東西200メートルと多摩地区の中でも最大級のイルミネーションとして知られ、昨年からはこれまでの38万球から40万球へと規模を拡大し、電球から環境に配慮したLED（発光ダイオード）に切り替えられた。昨年は期間中約230万人が会場を訪れた。

　駅前のパルテノン大通りの入口には通り抜けることができるアーチ状のイルミネーション「光の水族館」を設置。2007年から実施しているもので、魚たちが泳ぐ姿を光で表現する。南北の道路が交差する中央部には高さ15メートルのモミの木を設置。多摩市の友好都市である長野県富士見町から寄贈されたもので、白色LEDを1万5,000球使用した「センターランドツリー」に仕立てた。

　近隣にサンリオピューロランド（落合1）があることから、「光のバルーン ハローキティ」「光のハローキティ2009」「光のシナモン」などのサンリオ・キャラクターを使ったイルミネーションも多く用意する。11月13日・20日・27日にはパルテノン多摩からサンリオピューロランドの前広場までサ、ンリオのキャラクターと行進する「みんなであるこう！クリスマスパレード」も実施予定。

　点灯時間は月曜～木曜＝16時30分～23時、金曜～日曜、祝日＝16時～23時。光の水族館、センターランドツリーなど一部のイルミネーションは12月25日まで。イルミネーション全体は来年1月7日まで。