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ティアック、ユニクロとコラボTシャツ-オープンデッキをモチーフに

ティアック本社「OTO(音)ラウンジ」に展示されているオープンデッキとコラボTシャツ

ティアック本社「OTO(音)ラウンジ」に展示されているオープンデッキとコラボTシャツ

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 ユニクロが3月に発売した「2011年企業コラボTシャツ」に、音響機器メーカーのティアック(多摩市落合)が参加している。

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 ユニクロの「企業コラボレーションTシャツ」は今年で9年目。これまでに国内外のさまざまな企業とコラボレーションを行っており、今回は67社が参加した。ティアックは「音楽企業カテゴリー」のブランドとして参加。同社が1972(昭和47)年に発売したステレオオープンデッキ「A-7030GSL」を題材に黒地のシャツにオープンリールやデッキのヘッド部などが描かれている。

 「企画への参加を決定したのは昨年の9月ごろ」と同社広報部の中村さん。自社でこれまで開発・販売してきたオープンデッキの紹介を昨年夏ごろから進めてきた同社。一般向けに試聴イベントなども開催しているほか、オープンデッキが登場する今春公開の映画の制作に協力するなど、「国内外で根付いている『オープンデッキのティアック』を知っていただく流れをこれまで作ってきた」と中村さん。この流れを受け、Tシャツにもオープンデッキをデザインのモチーフとして使うよう提案。「今まで社員間でブランドイメージを共有することはあまりなかったので、そのいい機会にもなった」と振り返る。

 3月7日にユニクロが自社のTシャツブランド「UT」の2011年春夏シーズンの作品として発表。オープンデッキという古いオーディオ機器をモチーフにしたことから、完成・販売まで「若い世代の皆さんに興味をもってもらえるか心配した」と中村さん。「実際に出してみたらお客さまからの反応もよかった」。発表に併せて、本社「OTO(音)ラウンジ」でTシャツとモチーフとなった「A-7030GSL」の展示も始めた。

 Tシャツの評判は「上々」だという中村さん。「社内外を含めプライベートの場で自然発生的にティアックに触れるいいきっかけになった」

 サイズはS、M、Lの3種類。価格は1,500円。ユニクロオンラインストアと店舗で販売している。

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