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八王子商工会議所が無料タウン誌「らぶはち」-専門性の高い地元商店にも注目

配布が開始された無料タウン誌「らぶはち」の第1号

配布が開始された無料タウン誌「らぶはち」の第1号

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 八王子商工会議所(八王子市大横町)が現在、八王子の街の情報を集めた無料タウン誌「らぶはち」を配布している。

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 同会議所内に設けられている「まちづくり八王子」が企画・制作する同誌。八王子の情報を市民に知ってもらおうと昨年11月、駅南口再開発地域の街開きに合わせ、「創刊号」を5万部発行。発行の際に行われた駅前での手渡し配布では2日間で1万5,000部を配ったほか、市内各所に置いたブックスタンドでは補充が追いつかない状況になるなど大きな反響を呼んだ。

 同誌としては2冊目。当初は3月末にも発行する予定だったが東日本大震災の影響を受け時期をずらして4月28日に発行。同日から配布を始めた。

 4月に再開発ビル「サザンスカイタワー八王子」(八王子市子安町4)内の新市民会館「オリンパスホール八王子」が開館したことを受けて、「八王子『音楽の生まれる街』」と題した特集を組んだ。「音にこだわりのあるホールとのことで、ジャズやクラシックなどの音楽を取り上げた」と同誌に携わる同会議所の北島さん。同館の紹介に加え、2006年に復活を遂げた「ガスパール・カサド国際チェロコンクール in 八王子」や「Funny Fellows Jazz Orchestra」などの八王子で活動するバンド、バー「Live Bar X.Y.Z→A」(横山町)など音楽にゆかりのある店も紹介する。

 前号は北口のさまざまな商店街の中から個性豊かな店を紹介するコーナーを設けた。今号はさまざまな商店街の中から専門性の高い各店を紹介する「だから、らぶはちは『専門店へ行きます。』」と題したコーナーを設けた。「頼れる、歴史がある、こだわりもあるというのが専門店。専門店イコール商店街とも言える」と北島さん。

 布屋パン(旭町)や「八王子銘菓 もちとし」(横山町)、玩具店「みなもとや」(横山町)、まつおか書店(東町)などさまざまな店が登場。「商店街のお店はフェーストゥーフェース」と前号では各店の店主や店員を大きく取り上げたが、今号でも店や商品だけでなく店主の姿を取り上げるよう工夫した。

 仕様はA4版22ページ。発行部数は5万部。「スーパーアルプス八王子駅南口店」(子安町4)など市内各所に置いたブックスタンドで配布する。次号は7月に発行予定。

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