日野市民会館大ホール(ひの煉瓦ホール、日野市神明1)で7月3日、日野市出身で「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド社)作者の岩崎夏海さんの講演会「『もしドラ』誕生秘話そして ~ドラッカーとAKB~」が行われる。
日野市のフィルムコミッションとして活動するNPO法人「日野映像支援隊」(日野市)が主催する同イベント。2001年4月の結成以来、今年で10周年を迎えたことを受けて記念イベントとして企画した。「岩崎さんが日野市出身ということもあり、凱旋(がいせん)という意味合いで講演会を企画した」と同会の中川さん。
岩崎さんに講演会への出演を依頼したのは昨年12月。「お忙しい方なので、実際お会いするまでには時間がかかった」と中川さん。岩崎さんの印象については、「お話をさせていただく中で、こんなにも日野のことが好きなんだということを知った」と話す。「本を読んで、自分の仕事だけでなく生き方にも新鮮な発見をさせてくれた。それを講演会でも味わっていただければ」
当日は講演会を前に映画版「もしドラ」の予告編の上映やNHK総合テレビで放送されているアニメ版「もしドラ」で舞台の一つとなった日野市立第3中学校(程久保)吹奏楽部による演奏など予定。このほか、岩崎さんのサイン本の販売のほか、講演会終了後にサイン会も行う。
この講演会を皮切りに、同会では日野市をマネジメントすることをテーマとした「まちづくりアイデアコンテスト」も開始。当日、会場で詳細を発表予定。「これをきっかけに日野市に対して関心を持ってもらいたい」と中川さん。
開場は13時30分、開演は14時。前売りチケットは、一般=2,000円(当日2,500円)、高校生以下=1,000円(同1,500円)。同会のほか、ひの煉瓦ホール、日野市観光協会でも販売する。