GEヘルスケア・ジャパン(日野市旭が丘4)は11月1日から、医療・健康情報を扱うコミュニティーサイト「healthymagination.jp」の運用を始めた。
「healthymagination(ヘルシーマジネーション)」は米ゼネラル・エレクトリック(GE)が、2009年から世界的に展開している取り組み。予防医療、早期発見・早期医療体制の確立やITの活用、医療の標準化・平均化、自宅で医療サービスを受けられるホームヘルスなどを達成することで、それぞれ15%の医療コストの削減、医療アクセスの拡大、医療の質の向上を目指す。
今回のサイトについて、「GEがグローバル全体で掲げている医療戦略に基づき、医療・健康領域に特化したコミュニティーサイト」と同社広報担当者。企画は日本法人主導で立ち上げ、医療・健康について関心を持つ人を結びつけようと開発を進めてきた。
サイトに登録すると国内の健康トピックや医療をテーマとしたニュースなどを見ることができるほか、「普段どのような運動をしているか」などユーザーに向けて健康・医療に関する質問を投げ掛けることもできるようになる。「ユーザー同士が医療・健康の関心事項を共有し、健康であり続けるための知恵を高め合うことができる」
同社では開始から1年で15万人、3年で100万人のユーザーを見込む。開設から半年間はベータ版と位置付け、ユーザーからの反響をベースに改善を図るほか、年明け以降にはスマートフォンやタブレットなどの端末への対応や健康に関するアプリケーションの提供なども予定。「記事の配信元や監修の医療従事者の拡充など、順次コンテンツの充実化を進めていく」とも。
会員登録は誰でも可能。フェイスブックのアカウントで利用することもできる。