プレスリリース

【東京都エリア別住み心地満足度】男女100人に聞いた!葛飾区の住みやすさに関する実態調査

リリース発行企業:株式会社MEMOCO

情報提供:

葛飾区に居住する住民を対象に、住みやすさに関する満足度を多角的に調査を実施。交通の便、生活のしやすさ、物価、商業施設・娯楽、治安、自然災害への安全性、そして総合的な住みやすさについて、実際に住んでいる方々のリアルな声を収集しました。
本調査に関して
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うスムナラと合同で、男女100名を対象に、「葛飾区の住みやすさ」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査内容:「葛飾区の住みやすさ」についてのアンケート調査
調査期間:2025年1月29日(水)~2025年5月30日(金)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:100人
調査対象:男性26人、女性74人

回答者について

出典:スムナラ
回答者の年代20代:約21%
30代:約30%
40代:約33%
50代:約11%
60代以上:約5%





出典:スムナラ
回答者の性別女性:約74%
男性:約26%



「交通の便」の満足度について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約26%
- どちらかというと満足している:約61%
- どちらかというと不満:約13%
- 不満:0%

都心へのアクセスが良好で複数路線利用可能
葛飾区の交通の便については、約87%の住民が満足している結果となりました。多くの回答者が、JR総武線、京成線、東京メトロ千代田線など複数路線の利用により、都心部へのアクセスの良さを評価しています。
特に「新小岩駅から東京駅まで乗り換えなしで行ける」「千代田線で大手町や日比谷に直通」といった利便性が高く評価されています。また、羽田空港や成田空港へのアクセスも良好で、出張や旅行の際の利便性も住民満足度を押し上げる要因となっています。
一方で、区内の南北移動については「バスの乗り継ぎが必要」「区内移動に時間がかかる」という声もあり、改善の余地があることが分かります。
「生活のしやすさ」の満足度について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約38%
- どちらかというと満足している:約53%
- どちらかというと不満:約8%
- 不満:約1%

スーパーや商店街が充実し日常生活に不自由なし
生活のしやすさについては、約91%の住民が満足しており、葛飾区の高い利便性が示されています。多くの住民が「スーパーが多く価格競争により安く購入できる」「商店街が活気があり人情味を感じる」と評価しています。
駅周辺には大型スーパーやドラッグストア、コンビニが充実しており、「徒歩圏内で必要なものが全て揃う」という声が多数寄せられています。また、昔ながらの八百屋や惣菜店なども残っており、新旧の買い物環境が共存している点も住民に評価されています。
区役所や郵便局、税務署なども比較的アクセスしやすい場所にあり、各種手続きの利便性も高いことが住民満足度に寄与しています。
「物価」の満足度について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約12%
- どちらかというと満足している:約60%
- どちらかというと不満:約19%
- 不満:約9%

都内では比較的安価だが全体的な物価上昇を実感
物価については約72%の住民が満足しているものの、他の項目と比較すると不満の割合がやや高くなっています。多くの住民が「都内の中では安い方」「23区内では家賃が安い」と評価している一方で、「全体的に物価が上がっている」「野菜などの食料品が高い」という声も見られます。
特に地元の八百屋や個人商店では「割引してくれる」「市場から直接仕入れた野菜が格安」といった下町ならではのメリットを享受している住民も多く、工夫次第で生活費を抑えられる環境が整っています。
近年の全国的な物価上昇の影響は葛飾区でも感じられており、「以前と比べて高くなった」という実感を持つ住民が一定数存在することも調査結果から読み取れます。
「商業施設・娯楽」の満足度について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約25%
- どちらかというと満足している:約50%
- どちらかというと不満:約24%
- 不満:約1%

アリオ亀有を中心とした利便性と娯楽施設の充実
商業施設・娯楽については約75%の住民が満足していますが、他の項目と比較するとやや満足度が低い傾向にあります。多くの住民が「アリオ亀有で映画館、ショッピング、レストランが楽しめる」と評価しており、大型商業施設の存在が満足度を支えています。
また、都心部への交通アクセスが良いため、「電車で30分程度で都心の大型商業施設にアクセスできる」という利便性も評価されています。浅草や上野、銀座などの観光・商業エリアへの近さも住民にとってメリットとなっています。
一方で「区内の娯楽施設が少ない」「もう少し大型のショッピングモールがあると良い」という要望もあり、区内完結型の娯楽環境については改善の余地があることが分かります。
「治安」の満足度について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約20%
- どちらかというと満足している:約40%
- どちらかというと不満:約32%
- 不満:約8%

下町の人情と安全性を評価も一部地域で課題
治安については約60%の住民が満足している一方で、約40%が不満を感じており、評価が分かれる結果となりました。満足している住民からは「下町らしい人情があり、地域の結びつきが強い」「高齢者が多く穏やかな雰囲気」といった声が聞かれます。
しかし、不満を感じている住民からは「夜道の一人歩きが不安」「駅周辺で酔っ払いを見かける」「外国人住民の増加によるマナーの問題」といった具体的な懸念が示されています。特に女性の回答者からは夜間の安全性に対する不安の声が多く寄せられています。
地域によって治安状況に差があることも調査から読み取れ、駅周辺や繁華街では注意が必要である一方、住宅街では比較的安全に過ごせているという状況が伺えます。
「自然災害への安全性」の満足度について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約20%
- どちらかというと満足している:約39%
- どちらかというと不満:約33%
- 不満:約8%

水害リスクへの懸念が大きな課題
自然災害への安全性については約59%の住民が満足している一方で、約41%が不満を感じており、治安と並んで課題の多い分野となっています。葛飾区は荒川や江戸川に囲まれた地域であり、多くの住民が「川の氾濫リスク」「海抜ゼロメートル地帯の浸水リスク」を懸念しています。
行政の取り組みについては「ハザードマップの配布」「避難マップの策定」「災害対策の充実」といった点で評価する声がある一方で、「実際の災害時の対応が明確でない」「逃げ場所がない」という不安の声も多く聞かれます。
住民の中には「3階以上の建物に住めば問題ない」「災害対策がしっかりしている」と安全性を評価する声もあり、個人の住環境や防災意識によって評価が分かれている状況が見て取れます。
「住みやすさ総合評価」について

出典:スムナラ

- 大変満足している:約33%
- どちらかというと満足している:約60%
- どちらかというと不満:約6%
- 不満:約1%

下町の魅力と都市機能を兼ね備えた高い満足度
住みやすさの総合評価では約93%の住民が満足しており、個別の項目で課題があっても、全体的には非常に高い住民満足度を示しています。多くの住民が「都心へのアクセスが良く、物価も安い」「下町の人情味と都市の利便性を両立している」と評価しています。
特に「家賃が都内では安く、交通の便も良い」「子育て支援が充実している」「商店街から大型施設まで買い物環境が豊富」といった複合的なメリットが住みやすさに寄与しています。また、「寅さんの故郷」としての文化的な魅力や、公園などの自然環境も住民に愛されている要因となっています。
水害リスクや一部地域の治安への懸念はあるものの、「対策を講じれば問題ない」「メリットの方が大きい」と考える住民が多く、葛飾区の総合的な住環境の質の高さが示されています。
まとめ
葛飾区の住民満足度調査の結果、交通の便、生活のしやすさ、総合的な住みやすさについては9割以上の住民が満足しており、都心へのアクセスの良さと下町らしい生活環境が高く評価されていることが分かりました。物価についても7割以上が満足しており、都内では比較的住みやすい環境が整っています。
一方で、治安と自然災害への安全性については6割程度の満足度にとどまり、特に水害リスクへの対策や夜間の安全性確保が今後の課題として浮き彫りになりました。しかし、これらの課題があっても総合的な満足度は非常に高く、葛飾区が持つ多面的な魅力が住民に支持されていることが明らかになりました。
下町の人情味を残しながら都市機能も充実している葛飾区は、住み慣れた方々にとって愛着のある地域であり、新たに住む方にとっても魅力的な選択肢となることが、この調査結果から読み取れます。

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