八王子商工会議所は2月15日、八王子市内の中小小売店などを対象に行った「八王子お店大賞」の受賞店舗を発表した。
八王子のブランド力を上げようと今回初めて行われた同賞。市内に店を構える小売店や飲食店などの中から一押しの店を決めようと昨年10月~11月末にかけて、市民から店の推薦を受け付けた。
期間中、市民から943件、計627店の推薦が寄せられた。その後、審査委員が各店を実際に訪れて調査を実施。店の売りやこだわりなどを含めて評価し、販売店などを対象とした「小売り・サービス業部門」とレストランなどの飲食店を対象とした「飲食部門」に分けて受賞店を決めた。
「小売り・サービス業部門」では、バレンタインデーに合わせて「LOVE & BEEF(ラブ・アンド・ビーフ)」キャンペーンを展開したばかりの肉や総菜を扱う「富士屋」(横山町)や、手作りみそなどを扱う埼玉屋本店(八幡町)、菓子「高尾太鼓」で知られる和菓子店「菊屋八幡」(平岡町)、6時30分から営業を始めるパン店「Due Tre(ドゥーエ・トゥレ)」(千人町2)の4店が受賞。
「飲食部門」では、中華料理店「五十番」(東浅川町)や「洋食 おがわ」(三崎町)、レストラン「山中亭」(椚田町)、洋食店「パパとママの台所 お茶楽久」(南新町)が、それぞれ受賞した。
各店には「お店大賞受賞店」ののぼり旗が贈られ、「来週以降には店頭に並ぶのでは」と同会議所の北島さん。3月2日に発行される市内の情報を集めた無料タウン誌「らぶはち」などでも紹介予定。
今年中に第2回の実施を予定する。「知っている店でも、こだわりなど知らないこともある。新しい情報を伝えていければ」と北島さん。