八王子駅北口の西放射線通り商店街(ユーロード)で5月12日、低公害車を一堂に集めて紹介する「エコカー・フェスタ」が行われた。
市民団体や自動車販売店、メーカーなどが一体となって行う同イベント。2002年から毎年開催されてきたが、昨年は東日本大震災の影響で中止。2年ぶりの開催となった。今回で9回目。
目玉の一つは大学や専門学校などの学生による手作りエコカーの展示。ユーロードの入り口ではサレジオ高等専門学校(町田市)がブースを展開したほか、日本工学院八王子専門学校(八王子市片倉町)などが参加しイベントを盛り上げた。
トヨタ東京自動車大学校(館町)は「東京国際カスタムカーコンテスト2011」のECOカー部門で優秀賞を受賞した電気自動車化したスポーツカー「TOYOTA SPORTS EV-TWIN」などを展示。工学院大学(中野町)は付属中学から大学まで多くの学生が参加し、展示や理科教室などを展開。横山町公園(横山町)に線路を敷き燃料電池で走る電車も運行し、多くの子どもたちが楽しんだ。
トヨタや日産、日野自動車など各メーカーの自動車販売店もブースを出展。コンセプトモデルや市販のハイブリッドカーなどエコカーを商店街の通りに沿って並べ、道行く人からの相談にも応じた。