東京サマーランドで「金環日食デー」-観測時間帯に合わせてイベント

「サマラン金環日食デー」を行う東京サマーランド

「サマラン金環日食デー」を行う東京サマーランド

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 5月21日早朝の金環日食に合わせ、東京サマーランド(あきる野市上代継)がイベント「サマラン金環日食デー」を行うなど、広域八王子圏各所で催しが行われる。

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 通常10時開園の同施設。当日は日食の観測時間に合わせて6時30分に開園。アトラクションを利用するための「フリーパス券」の料金も半額程度に下げるなど、「天体ショー」に合わせて企画を行う。「タイミングさえ合えば観覧車の中から日食を見ることも可能」と担当者。

 園内のロッジで前日から宿泊した客には金環日食にちなんだ特別料理を提供。夕食には金環日食時の月と太陽の姿を再現したオムライスやチョコケーキなどを用意するほか、「朝食も何かできればと考えている」と担当者。観察用の眼鏡も用意する。当日のロッジの宿泊料金は、大人=9,800円、小学生=8,700円、幼児=4,500円。予約は20日朝まで対応可能で、「まだ余裕がある」と担当者。

 開催時間は7時~9時。イベント時間帯の「フリーパス券」の料金は、大人=1,500円(通常3,000円)、小学生=1,200円(同2,000円)、幼児・シニア=1,200円(同1,500円)。雨天中止。

 高尾山でケーブルカーやリフトを運行する高尾登山電鉄(高尾町)は、山頂などで金環日食を望む人を見込んで早朝運転を実施。ケーブルカーは通常8時始発だが、6時30分に早めて以降15分間隔で運転。利用客が多い場合は7分間隔にして対応する予定だという。

 金環日食は月の周囲から太陽光を見えることができるもので、東京で観察できるのは1839年9月7日以来、173年ぶり。八王子では6時19分頃から日食が始まり、7時31分から金環日食が開始。7時37分まで楽しむことができる。

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