JR東日本は12月21日、2013年3月に行うダイヤ改正に合わせ、中央線快速電車について最大3分の運転時間の短縮を図ると発表した。
高尾駅~東京駅を結ぶ中央線快速電車。今回はこのうち、八王子~新宿間について見直しを行うことにした。「中央快速線の最高速度等を向上し、データイムの『中央特快』『青梅特快』の到達時分を短縮する」と同社。
来春の改正では八王子~新宿間を最大33分で結び、現行より3分短縮。これに合わせ、平日のデータイムに運行している「中央特快」など下りの特別快速の本数を、1時間当たり4本から5本に増発。土曜・休日も同様に4本から6本に増やす。快速については、平日データイム=10本から9本、土曜・休日=10本から8本に、それぞれ変更。「立川・八王子エリアと新宿・東京エリアの速達サービスを向上させるとともに、快適に利用できるようにする」と説明する。
このほか、同社では武蔵野線、京葉線、南武線、横浜線を指す「東京メガループ」の利便性向上を目指して、横浜線と根岸線の直通運転を拡大。平日朝・夕の通勤時間帯に合わせ3往復増やすことで、横浜線沿線から横浜・桜木町方面への通勤などをサポートする取り組みも行う。
ダイヤ改正は来年3月16日に実施する予定。