年末年始を迎えることを受け、広域八王子圏におけるJR・私鉄・バス各社の対応についてまとめた。

　JRは12月30日～1月3日、休日ダイヤで運行。大みそかには中央線の終夜運転を行うことにしており、各駅停車の電車を0時～5時の間、約20分～40分間隔で走らせる予定。

　JR東日本八王子支社管内では、初日の出に合わせて臨時列車も予定。青梅線では御岳山にある武蔵御嶽神社（青梅市）への初詣客に合わせた立川駅始発の「武蔵御嶽神社初日の出号」を運転するほか、国内で最も早い初日の出を拝むことができる場所として知られる犬吠埼（千葉県銚子市）に向けた高尾駅始発の臨時列車「犬吠初日の出」「外房初日の出」、富士山エリアに向けた新宿発の「新春富士山初詣号」も運転する。

　京王線も30日～1月3日は休日ダイヤで運行。大みそかは、新宿～高尾山口間、新線新宿～笹塚間、調布～橋本間、北野～京王八王子間と京王井の頭線全線で各駅停車の終夜運転を行う。運転間隔は約30～40分。京王高尾線が開業した1968（昭和43）年から続く、高尾山の初日の出に合わせた高尾山口行きの臨時列車「迎光号」も運転。今年は前後に「迎光号」のヘッドマークを取り付ける予定で、4時に新宿を出発する特急1本のほか、急行として新宿駅＝3時45分発、4時15分発、都営新宿線本八幡駅＝2時48分発を、それぞれ運行する。

　西東京バス（明神町3）は、深夜急行バスなどについて、29日～1月5日の間、一部路線で運休。路線バスについては休日ダイヤで運行する。八王子市内を回る地域循環バス「はちバス」については平常ダイヤで運行。京王バスは30日～1月3日の間、日曜・祝日ダイヤを適用。多摩都市モノレールは、28日～1月5日の間は土曜・休日ダイヤで運行するほか、大みそかは0時～5時の間に多摩センター行きのモノレールを30分間隔で運転するなど終夜運転する予定。