商店街の空き店舗を活用して作られた創業支援施設「タマラボ」(多摩市諏訪5)で4月18日、5月に多摩市内で行われる「多摩クラフトビールフェア『Drink Out!』」のプレイベント「クラフトビールで多摩を泡立てよう!」が行われる。
多摩ニュータウン地域の活性化を目指そうと、5月25日に一ノ宮公園(一ノ宮)で行われる予定の同フェア。ビール職人が小規模工場で生産する「クラフトビール」を題材に、会場では「COEDO」で知られるコエドブルワリーなど日本各地のクラフトビールメーカーが集まるほか、同所に近い聖蹟桜ケ丘周辺の飲食店も出店して盛り上げる。
今回はイベントに先駆け、クラフトビールの魅力について紹介する催しを開催。コエドブルワリー社長兼CEOの朝霧重治さんが、素材や製法の近いから生まれるビールの違いやビールにまつわる文化などを紹介するほか、朝霧さんと3つの食材でメニューを作り上げる多摩センター発のプロジェクト「サンピンメシ」などを手掛ける「たまらば」(永山)プロデューサーの浜田健史さんによるトークセッションも行われる。
当日は実際に「COEDO」ビールや軽食を味わいながら催しを行う予定で、「経営者同士の交流といった側面からも面白い、出会いのあるイベントになるのでは」と浜田さん。「これから事業を起こそうという方々に、地域という看板の背負い方と、そこから世界に打って出る気合を感じていただければ」とも。
開催時間は19時~21時。参加費は2,000円。定員は30人ほどで、フェイスブックで申し込みを受け付ける。