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八王子で酒米を稲刈り 純米吟醸酒「高尾の天狗」の仕込みに向け参加者募る

昨年行われた稲刈りの模様

昨年行われた稲刈りの模様

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 酒類・飲料卸の河内屋(西東京支社=八王子市元横山町1、TEL 042-642-1542)らによる「Hachi-Project(はちぷろ)」が9月24日・26日、地元産の米を使った純米吟醸酒「高尾の天狗(てんぐ)」の製造に向けて、八王子市高月地区で行う稲刈りの参加者を募集している。

八王子産のコメを使った酒「高尾の天狗」

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 舞姫(長野県諏訪市)が製造・販売する「高尾の天狗」。八王子のまちおこしを目的に地元農家とタッグを組み作り上げているもので、2015年に初出荷。市内の契約農園で育てた酒米と普通米「キヌヒカリ」を合わせるなど工夫し、今年は6月に市民を交えて田植えが行われた。

 当日は9時に八王子駅前に集合し、マイクロバスで畑まで移動した後、「美山錦」「五百万石」といった酒米の稲刈りを行う。今年は酒米だけで4反(約4000平方メートル)を契約、稲刈りと合わせて、はぜかけ(天日干し)まで行わなければならないため、「農家さんも人手がないと難しい」と、河内屋取締役で舞姫の蔵主も務める西仲鎌司さん。

 田植えと同様、特に地元の人に参加してほしいという。今後も酒の仕込みなどに合わせてイベントを行っていく予定で、「交流の場を提供したい」と意気込む。

 参加費は1,000円。定員は各日50人(要事前申し込み)。問い合わせは河内屋西東京支社まで。

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