こま回しのプレーヤーによる大会「KOMA WORLD CUP(こまワールドカップ)」が11月30日・12月1日、東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター、八王子市明神町3)で行われる。会場は1階展示室B・C。
こまに特化した世界大会と位置付ける同イベント。主催はヨーヨーやこま、けん玉など遊ぶために技術を必要とするおもちゃを指す「スキルトイ」を扱い、「ヨーヨーショップスピンギア高円寺店」(杉並区)などを運営する、そろはむ(八王子市並木町)。
今月30日には、こまの種類は問わず音楽に合わせて、フリースタイルのパフォーマンスを披露しナンバーワンを決める競技会「Koma-1」を開催する。12月1日は日本のこまを使って、初歩的な「床で回す」から「大車輪」「足乗せ」など規定の技に挑戦してもらい日本一を決める「ツバメカップ」を行う。
両日を通して、誰でも参加できるこまを使ったゲームを行う「こまリンピック」、こま回しの技を学ぶワークショップ、日本や世界のこまの展示、こまの販売など一般向けのイベントも行う。
昨年は「International Top Spinners Association」(国際こま回し協会、ITSA)の主催で「2023 World Spintop Contest(ワールド・スピントップ・コンテスト)」が八王子で開催され、約1300人のプレーヤーが参加した。
「ヨーヨーマスターTAKA」の名でヨーヨーのパフォーマーとしても活動する、そろはむの長谷川貴彦社長は「昨年の世界大会の成功を受け、数年に1回、日本で行う世界大会だけではなく、毎年開催の形でこまを盛り上げていくイベントを企画した」と話す。
「Koma-1」について、「6歳から84歳まで幅広い年齢のプレーヤーが参加予定で、交流や飛び入りイベントも多く開催されるので、初めての人も参加しやすい1日になる」と長谷川さん。「ツバメカップ」は「規定技を時間以内に効率よく成功させていった人が優勝。日本工学院八王子専門学校の学生が提供してくれた楽曲で進行する。初心者向け体験ワークショップやこまの販売もあり、2日間とも初めての人からちょっと興味があるような人でも楽しんでもらえる内容になっている。この冬はこまをツールに八王子で盛り上がること間違いなし」とも。
開催時間は10時~17時。入場無料。