
京王電鉄が5月7日、新型車両「2000系」内に設置する「大型フリースペース(仮称)」の愛称の投票受け付けを始めた。
同社が昨年5月に導入を発表した「2000系」は、車いすスペースを各車両に設けるほか、5両目は座席を廃止し、今回愛称を決めるフリースペースを展開する。同スペースの導入は同社初で、「ベビーカーや車いすの人にとって利用しやすいエリア」とうたう。2026年初旬の営業運転開始を予定しており、2027年3月までに10両4編成、40両を導入する予定。
今回は認知度向上などを目的に、候補の中から愛称としてふさわしいと思うものを投票してもらうことにした。最も投票数が多かったものを愛称に決める。
同スペースには大型窓を採用することを受け、多くの光が集まることから「陽だまり」をイメージした「ひだまりスペース」、ぬくもりのある空間を意識した「ぬくもりライド」、「ヒマワリのように一日中、日の光が当たる」として「ひまわりライド」の3つの愛称の候補を用意した。投票結果は同車両の営業運転開始直前に発表するという。
投票は専用ウェブサイトの投票フォームで受け付ける。一人1回限り。締め切りは6月10日17時。