
祭りの休憩所を兼ねたイベント「大横町広場」が8月2日・3日、エコス大横店(八王子市大横町)の駐車場で行われる。
同店は甲州街道(国道20号)・八幡町交差点近くにあるスーパーマーケット。今回は八王子の中心市街地で行われる「八王子まつり」の2日目・3日目の開催時間に合わせ、同祭実行委員会運営による公式休憩所を設ける。その会場内でさまざまなイベント企画を行う。
期間中、休憩スペースのほか、臨時トイレや八王子市から借り受けた「授乳・おむつ替え用ベビーテント」を設置する。暑さ対策の一環として、ドライミストを発生する設備も用意する。スーパーボールすくいや水風船などが楽しめる縁日ブースや、古民家ダイニング「となりわ」(横山町)、バーゼル洋菓子店(高倉町)、同社が運営を手がけるカフェ「TAKAO COFFEE(高尾コーヒー)」(高尾町)が飲食店ブースやキッチンカーを出店する。
同イベントは2023年から行っており、今回で3回目。「エコス」広報担当者は「当社としては地域貢献として進めており、大横町を含めた地域の方々に祭りの期間に場所を使っていただき、楽しんでいただくためにはどうしたら良いかと考えて、この数カ月準備をしてきた。地域の方に来ていただけたら何より」と話す。
「となりわ」を運営し、今回のイベントも手がける「グッドネイバー」(横山町)の藤田佳久さんは、「会場にアウトドアの雰囲気を生かしたリラックスできるチルアウトのスペースを作る。年々暑くなってきているので、『やばくなったらあそこに逃げ込もう』という場所になったら。山車の待機所にもなるので、祭りに来るお客さまだけでなく、地域の方にも利用してもらい少しでも癒やしてもらえたら」と話す。
藤田さんとともに運営を手がける「Shiho Product(シホ・プロダクト)」の賀澤志帆さんは、「祭りの中のイベントとして、子どもも家族も縁日など複合的に楽しめる場所になる。いらした方に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は14時~21時。入場無料。