多摩センターで「多摩やさしい暮らし展」-地産地消の促進目指す

昨年のイベントの様子

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 造園設計や植栽の販売などを行うグリーンワイズ(多摩市山王下2)社内の敷地で11月21日、「多摩やさしい暮らし展」が行われる。

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 屋外、屋内、撮影用植栽などの企画・デザインや観葉植物、野菜栽培キットの販売などを手がける同社。イベントは昨年初めて実施し今回で2回目。同社敷地内と併設するレストラン「ASTANA GARDEN(アスタナ・ガーデン)」を会場にさまざま催しを行う。昨年の来場者は約430人。

 昨年は同社が主催したが、今年からは「地域の中でより広がりがもてるように」(同展実行委員会の清水さん)とイベントに向けて実行委員会を発足させ準備を進めてきた。イベントには同社のほか、農家や大工、デザイナーなどさまざまな業種の人が集まる「たまおこしの会」(国分寺市)などが協力。「三多摩地域の魅力を紹介することで、ご来場いただく方々の日々の暮らしに少しでも取り入れていただきたい」と清水さん。

 「多摩地域発の『体にやさしい、自然にやさしい』暮らしの提案や地産地消の促進」がテーマ。イベントとして「たまの秋市」と名付けられた販売会と体験講座を行う。「たまの秋市」では多摩地区の農家がブースを設け、自分たちの手で作った野菜を売るなど生産者と直に話しをできる場も設ける。「一店一店のこだわりを聞きながら回ると、ものの見方が少し変わるかも」と清水さん。体験講座では、野菜の収穫や有機無農薬で育ったハーブを使った「お肌ケアグッズ作り」を開講。いずれも受講には申し込みが必要で、受講費は各1,500円。

 「この地域で体にやさしい、自然にやさしい、充実した生活を続けていっていただきたいので、イベントもそれに寄り添い、後押しする形で続けていきたい」と清水さん。「このイベントをきっかけに、生産者さんと地域の方、地域の方同士でさまざまな会話が生まれ輪が広がればうれしい」とも。

 開催時間は10時30分~16時。入場無料。

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