JR東日本八王子支社(八王子市旭町)は4月26日から、現在行っている「さよなら中央線201系」キャンペーンを受け、各駅で販売する入場券を集める「記念入場券ラリー」を実施する。
201系は中央線のほか青梅線や五日市線でも使用され、「オレンジ色の電車」として親しまれている通勤形電車。1979(昭和54)年に開発され、1981年(昭和56)年から1985(昭和60)年まで計1,018両が製造された。
今年2月には「中央線201系・愛されて30周年キャンペーン」を行ったが、2006年から始まった新型車両への切り替えを受け、中央線に残るH4編成を6月に、H7編成を夏に引退させることが決定。これを受け、同社では今月1日から「さよなら中央線201系」キャンペーンを行っている。
今回は201系車両が走った各駅の記念入場券を製作。用意したのは中央線では八王子駅のほか、相模湖駅・高尾駅・西八王子駅・豊田駅、青梅線では昭島駅・拝島駅・福生駅・河辺駅・青梅駅・奥多摩駅、五日市線では武蔵五日市駅、八高線では高麗川駅の計15駅。車両の写真を中心に構成し、八王子駅では中央特快の写真を使用するなど、各駅で異なるデザインとなっている。
駅を巡って入場券を購入。その度に押印する「購入証明印」を集めるラリー形式を採用した。「全駅の記念入場券を集めた人に、15駅全駅の入場券が収まる専用ケースをプレゼントする」と同社広報担当者。このほか、全駅の入場券を集めた人には抽選で10人に、今年2月に実施した「201系・愛されて30年スタンプラリー」の際に使用した記念スタンプを進呈する催しも行う。
5月8日・9日には「スペシャルプレゼントデー」して、八王子駅「みどりの窓口」で全駅分の入場券が集まっていない人にもケースを進呈する。受付時間は9時~21時。
販売は5月9日まで。入場券は各駅で販売。ただし、福生駅の分は拝島駅で、御嶽駅の分は青梅駅で販売する。発売枚数は各駅2,500枚。期間中でも各駅とも無くなり次第、販売を終了する。