八王子市夕やけ小やけふれあいの里(八王子市上恩方町、TEL 042-652-3072)は8月1日から、旧暦の七夕に合わせたイベント「七夕まつり」を開催する。
同所は宿泊施設やキャンプ場を備える市のレクリエーション施設。今年で開園15周年を迎える。農林業などを体験することができるほか、同所の近くに生家がある童謡「夕焼小焼」の作詞家・中村雨紅に関する資料や、昨年12月に西東京バス(明神町3)から寄贈された都内最後のボンネットバス「夕やけ小やけ」号などの展示も行っている。
旧暦の七夕に合わせて毎年夏に行っている「七夕まつり」は今年で11回目。園内に設置された竹に市内の小・中学校に通う子どもたちや町内会、企業などから集めた七夕飾りを飾るもので、今年はメーンロードを覆うように約20本の竹が並ぶ。「今年は15周年ということもあり、盛大にやろうと思っている」と同園担当者。
初日となる8月1日には、15周年を記念して園内芝生広場で「そうめん流し」を開催。同園が流しそうめんを行うのは今回が初めてで、今回は約70メートルの竹筒を用意する予定だという。「200人分くらいは準備しようと思っている」と担当者。料金は30分100円。開催時間は11時~13時。
イベントに合わせ、同園「おおるりの家」、キャンプ場などを利用する客を対象に、夜の園内をイルミネーションで演出する試みも。同園は毎冬にクリスマスイルミネーションを行っているが、夏に行うのは今回が初めて。「夏はキャンプや宿泊もやっている。そのPRになれば」と担当者。冬と比べると4分の1程度の規模だが、「クジラのイルミネーションなど、夏らしいものを予定する」という。点灯時間は19時~21時。点灯は8月20日まで。
期間中の予約状況については、「お盆休み中は満杯」の状態。「8月2日~5日もキャンプ場のテントが数張り程度しか空いていない」という。
営業時間は9時~16時30分。入場料は、大人=200円、中学生以下=100円(3歳以下は無料)。同イベントは8月8日まで。