高尾山ケーブルカー・清滝駅前の広場で10月12日、KDDIと沖縄セルラーが現在実施しているキャンペーン「高尾山Walk」と連動して作られたモニュメント「エコ天狗(てんぐ)」の除幕式が行われた。
ユーザー参加型の環境保全活動「Green Road Project」として行われている同キャンペーン。auのスポーツサポートサービス「au Smart Sports」を利用したもので、同プロジェクトとしては第7弾になる。
10月1日から国土緑化推進機構が高尾山を舞台に行っている「高尾の森・ふれあいと学びのキャンペーン」と連動。同サービスの「Run & Walk」を利用し、期間中にauユーザーがウオーキングやランニング、自転車で走った距離を積算。1キロ1円に換算して、その総額を同機構が運営する 「緑の募金」に寄付する。
「エコ天狗」は高尾山の天狗伝説を基に総距離が100万キロを達成したことを記念して作られたモニュメント。高さは約1.8メートル。エコを意識してグリーンに塗られているほか、鼻の上には葉も取り付けられている。「エコ天狗をかわいがっていただき、さらに積極的にキャンペーンに参加してもらえれば」と同社新規事業統括本部ビジネス統括部長の森田さん。
総距離に応じて鼻が伸びる仕組みになっており、現在の総距離が144万キロであることから、鼻の長さは1メートル44センチでスタート。「面白く楽しいすごいものができた」と高尾登山電鉄の金子宏駅長。「天狗をバックに写真を撮っていただき、次回来たときに長くなっていることを確認してもらう。記念スポットになれば」と期待を込める。
除幕式には「高尾山にゆかりのあるゲスト」として、今回から森林作りを広く一般に呼び掛ける「フォレストサポーターズ」として活動することになったお笑いコンビ「TKO」の木本武宏さん、木下隆行さんも参加。司会から高尾の読みから「TKO」ができること、2人の名前に木の字があることがきっかけとして紹介されると、木本さんが「無理やり」と突っ込み会場から笑いを呼んだ。
木下さんは鼻に天狗の面をつけた「天狗くん」として登場。木本さんが趣味の木工について紹介するなど、2人で森にまつわるエピソードを展開した際には、「僕はここに住んでいますから。19歳から」と発言。大きな笑いが起こったが、途中で「声がこもる」と指摘されて面を外す事態に。最後には「天狗で出てきたときのすべり感を忘れない」と話してまとめた。
キャンペーンは11月30日まで。