プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく本企画。今回はシリーズ第73弾。
1月24日・25日にエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で行われた金沢武士団戦、2月1日・2日にアリーナ立川立飛(立川市)で行われた立川ダイス戦を連勝し、ここまで5連勝のビートレインズ。開幕からの戦績は15勝19敗、17チーム中11位と順位を上げた。
7日・8日は今シーズン第20節となる横浜エクセレンス戦をエスフォルタアリーナ八王子で行う。リーグ首位のチームとの対戦となる今節の見どころを、ビートレインズを率いるTHTマネジメント(八王子市子安町3)広報の川上さんと共に伝える。
第20節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・川上紅葉
−ビートレインズは1月19日に行われた山口戦の2試合目から金沢戦、立川戦とここまで5連勝です。
川上 2025年は8試合中6勝を挙げることができ、現在5連勝と非常に良い流れが続いています。苦しい時期もありましたが、変わらず応援を送り続けてくださった皆さんのおかげで勝つことができ、選手たちの自信にもつながっています。立川との「多摩ダービー」は、これまで対戦成績が5勝5敗と互角の戦いを繰り広げてきました。今回は多くのビートレインズファンの皆さんが会場に駆けつけ、熱い応援を届けてくれたこともあり連勝で終えることができました。特に1戦目は延長戦までもつれる激戦となり、最後までひやひやする展開となりましたが、粘り強く戦い勝ち切ることができたのは大きな収穫です。この勢いを次節以降も継続していきたいと思います。
−今節は横浜との連戦です。1年ぶりで今シーズン初対戦、リーグ首位のチームとの戦いになります。
川上 今節は今シーズン初対戦となる横浜エクセレンスとの一戦です。昨シーズンは3勝1敗と勝ち越しましたが、今シーズンの横浜はリーグ首位と、より強力なチームに仕上がっています。簡単に勝てる相手ではありませんが、私たちも5連勝中の勢いを止めずにシーズン後半戦を戦っていくためにチーム一丸となって挑みます。相手が首位チームであっても自分たちがやるべきバスケットを遂行することが重要です。八王子らしいプレーを貫き勝利を目指します。
−今節は専属チアリーダーをテーマとした「Raily's(レイリーズ)デー」と位置付けています。見どころは?
川上 2月8日は「Raily's」のOG総勢21人と現役メンバーがコラボしパフォーマンスを披露します。これまで「Raily's」が継承し、昨シーズンで終演となった「銀河鉄道999」のパフォーマンスがこの日限りで復活します。翌日は14時前にはオープニングパフォーマンスがスタートするので、ぜひ早めに「乗車」いただき、特別なステージをお楽しみください。メンバーが考案したボールペン、ポーチ、ミニのぼりなどのグッズの販売も始まります。どれもメンバーの思いが詰まったアイテムなので、ぜひ手に取っていただきたいと思います。「Raily'sデー」を記念したTシャツの販売も決まりました。2日間限定の特別なイベントとなっているので、ぜひ会場で一緒に楽しんでください。
−次回の八王子での試合は3月となり少し間が空きます。市民の皆さんにメッセージを。
川上 おかげさまで総来場者数3万9000人を目指している「39000プロジェクト」も順調に目標達成に向けて進んでいます。2月は今節が最後のホームゲームとなりますが、3月には「ピンクシャツデー」や「八王子市民デー」といった特別なイベントも予定しています。今シーズンの最後まで、ぜひ会場で熱いバスケットを楽しんでいただければ。立川戦を勝ち切ることができたように、皆さんの声援は選手たちにとって大きな力になります。引き続き、熱い応援をよろしくお願いいたします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012(平成24)年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015(平成27)年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016(平成28)年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017(平成29)年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018(平成30)年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019~2023年シーズンに続き、今季もB3リーグで戦う。