2021-22年シーズンもB3リーグで戦う東京八王子ビートレインズ。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回は、その第37弾。
3月19日・20日にエスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で行われた今シーズン第24節「金沢武士団」戦を105対77、108対67で連勝したビートレインズ。今月26日・27日に開催予定だった第25節・岩手ビッグブルズ戦は、ビッグブルズの選手1人が新型コロナウイルスの検査で陽性となり、ほかの選手が濃厚接触者と判定されたことを受け中止となった。
今月30日には、2017(平成29)年から5シーズンにわたってチームを支えてきた亀崎光博選手が現役引退を発表した。亀崎選手は「今シーズンも残り8試合だが、今まで支えてくださったたくさんの皆さまのために感謝の気持ちを持って全力で戦い抜く」と意気込む。
4月2日・3日にはエスフォルタアリーナ八王子で、シーズン第26節「しながわシティバスケットボールクラブ」戦を開催する。試合の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(子安町3)広報の加藤さんと共に伝える。
第26節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・加藤友里
−3月19・20日の金沢戦は大差での連勝でした。コロナ禍で試合自体が減る中、3月の試合は全て勝利で終えましたが、振り返っていかがでしょうか。
加藤 3月は8試合を予定していた中で3試合しか開催できず、試合ができることへの感謝を再認識した1カ月間となりました。金沢戦では得点を量産できた一方でミスもあり、課題も浮き彫りとなりました。残り1カ月、良い形でシーズンを終えることができるよう、ポジティブに課題と向き合い進んでいきたいです。
−今節は品川との対戦になります。12月の試合は連勝で終えましたが、どのようなチームでしょうか? また、今節はどのような試合となりそうですか?
加藤 品川は今季より参入した新規チームです。前回対戦時は2日目で流れを作りきれず、後半まで厳しい対戦となりました。品川は前回対戦時から新規選手の獲得などで選手層を厚くしており、チーム力を高めています。今節は両日共に攻撃の手を緩めず相手の時間を作らせないよう展開していきたいです。
−今回は「Cheerful Style HORNETS」がパフォーマンスを披露するそうですね。
加藤 「Cheerful Style HORNETS」は、八王子市内で活動するキッズチアダンスチームです。総勢39人でハーフタイムを盛り上げてもらいます。そのほか、「HobbyDiscovery」が「トレンチーカスタネット」を作る無料ワークショップを開きます。催していただきます。東京都立大学男子チア「MAXONS」によるオープニングパフォーマンス、ムサシノ商店による制服展示、ネックストラップの先着配布(1日目)、多摩整骨院によるけがの相談会(2日目)なども行います。今節もたくさんの方に協力いただき、ホームゲームを盛り上げていきます。
−4月は八王子での試合が続きます。市民の皆さんに向けて意気込みをお願いします。
加藤 日頃よりたくさんの応援・ご支援、誠にありがとうございます。2021-22シーズンも残り1カ月となりました。今節含めて残り8試合、全力で戦い抜き日頃の感謝を形にしていきます。皆さん引き続き応援よろしくお願いします。
−ありがとうございました。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019・2020年シーズンに続き、2021年シーズンもB3リーグで戦う。