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学生開発のオリジナルホットドッグ販売へ-高菜やラー油などをトッピング

オリジナルのホットドッグを開発した大竹高等専修学校の生徒たち

オリジナルのホットドッグを開発した大竹高等専修学校の生徒たち

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 八王子駅北口の西放射線通り商店街(ユーロード)で5月19日・20日、大竹高等専修学校(八王子市台町3)の生徒が開発したオリジナルホットドッグが販売される。

できあがったホットドッグ

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 家政科、食物科がある同校。今回は生徒有志が集まって商品を開発した。手作りのホットドッグの上に全校生徒のアンケートを基に選んだトッピングを施すのが特徴。

 「コンセプトは、たこ焼きパーティーのとき、たこ焼きの中にお菓子を入れるような感じ」と同校3年生の田中さん。動き出したのは2月ごろから。ベースとなるパンなどについては、同校教員がサポートし開発。「子どもたちの自由な発想でいろいろなトッピングを考えてもらった」と同校食物科学科長の中野さん。

 集まったアイデアは開発メンバーが実際に試しながら選考。玉ネギ、ナッツ、スナック菓子やワサビなどをトッピングすることに決めた。意外だったと振り返るのは高菜。「大人にはあまり浮かばないようだが、子どもたちには人気」と同校教員の大竹さん。開発メンバーも、「いろいろなバリエーションを試すのが面白かった」「合わなさそうなものが合った」などと振り返る。

 「ゴールデンウイーク明けからオリジナルパンの仕込みなどで忙しくなる」と中野さん。当日は男子が調理部隊、女子が宣伝部隊となって売り込む予定。

 調理を担当する3年の船木さんは「(トッピングで)自分の求める味を追求して作ってもらいたい」とアピール。田中さんは「生徒全員ができるわけではないので、やりがいがある。選ばれたからには頑張るしかない」としたうえで、「今、日本は元気がないので、おいしく食べて元気になってほしい。高校生らしさをみんなに伝えたい」と当日に向けて意気込む。

 取材当日はメンバー全員が思い思いにトッピングしたホットドッグを手作りしていた。完成後には自分で味わい、「食感なども考えながら作った」「人の性格によって味が変わる」などの声が上がった。

 ユーロードを会場に行われるアートをテーマにしたイベント「アートムーチョ」でブースを展開する。同イベントの開催時間は両日とも11時~18時。

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