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「和菓子の日」に出張販売会-八王子市内の和菓子店が13店参加

市内の和菓子店が自慢の銘菓を持ち寄って販売

市内の和菓子店が自慢の銘菓を持ち寄って販売

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 八王子駅前のコインパーキング・シミズパーク24(八王子市旭町)の地下イベントルームで6月16日、市内の和菓子店が参加して出張販売イベントが行われた。

「和菓子の日出張販売所」の様子

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 同日が、全国和菓子協会が1979(昭和54)年に制定した「和菓子の日」であることを受け、市内の和菓子店などで構成する八王子市和菓子組合がイベントを主催。同所で地元の店が集まって和菓子の販売会を開催するのは今年2月以来2回目となる。

 「毎年、『和菓子の日』には紅白まんじゅうを作ってお得意さまに配布したり、実演販売などを開いたりして好評だった」と同会会長で「御菓子司 夕焼本舗万年屋」(上野町)の鈴木さん。前回の出張販売イベントが盛況だったことから、今年は前回より規模を拡大するかたちで販売会を企画。「お客さまから『いつ開くのですか?』との声もあった。この流れを切らしてはいけないと実施することにした」と話す。

 夕焼本舗万年屋のほか、八王子千人同心を受けて作られた菓子「葵千人」で知られる青木万年堂(寺町)や1926(大正15)年創業の老舗和菓子店「もちとし」(横山町)など市内の和菓子店13店が参加。「前回出店できなかった店の方から、『今回はぜひ』という話も頂き、ありがたいこと」と鈴木さん。

 各店が自慢の和菓子4品ほどを持ち寄り、それぞれコーナーを設けて販売。客がひっきりなしに訪れ、早々に売り切れた商品もあった。「お客さまにとっても自分の知っている店が出ているのはうれしいみたいで、いろいろな話が聞けて良かった」と振り返る。

 当日は八王子駅前でチラシを配るなどして集客。「立ち止まっていただけて、そのまま来てくださる方も多かった。予想以上に評判はいい」と鈴木さん。「現時点では満足」とも。今後の展開については、「みんな個人でやっている業態なのでなかなか難しい」と課題と捉えながらも、「年に1回は何かしら集まってできれば」と期待を込める。

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