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八王子駅に青森の「金魚ねぶた」-駅職員が自作、改札前につるし話題に

「金魚ねぶた」を制作した阿井さん(左)と伊藤さん(右)

「金魚ねぶた」を制作した阿井さん(左)と伊藤さん(右)

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 八王子駅中央線上り方面ホームに向かう階段の上に現在、駅職員が制作した模型「金魚ねぶた」が展示されている。

「金魚ねぶた」とポスターの様子

 8月2日から青森県青森市内で開催される「青森ねぶた祭」をPRしようと制作された今回の作品。「金魚ねぶた」は江戸時代から津軽地方で飼育されていたという金魚「津軽錦」をベースに作られ、祭りでは子どもたちが持ち歩くねぶたとして使われるなどしている。

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 これまで八王子駅の改札前スペースでは、旅行商品やイベント、キャンペーンなどの紹介を目的に手作りの模型などを使った告知を度々展開。今回は日頃、びゅうプラザの窓口業務などに当たっている阿井さんが中心となって作品を制作した。「昨年はびゅうプラザのカウンターに職員が作った小さなねぶたを飾っていたが、無くなってしまったので新たに作ろうと考えた」と阿井さん。昨年、出張で青森を訪れた際に地元の博物館で実物を見たことなどもきっかけの一つになったという。

 5月下旬から仕事の合間を縫って準備を進めた。骨組みを組み上げ、和紙を貼るなど実際の「金魚ねぶた」の作り方を忠実に再現するよう努力したが、「素人集団の集まり」と制作に参加した伊藤さん。なかなか思い描いた形にならなかったばかりか、強度が足りず壊れてしまうことが不安だったという。「いかに本物が素晴らしい技術で作られているか分かった」とも。

 「やってだめならしょうがないと開き直った」と阿井さん。模型と併せて、「金魚ねぶた」を説明するポスターも展開するが、「今年は八王子駅社員で心を込めて金魚ねぶたを作成してみましたが、やはり本物には到底かないません」とメッセージを添えた。「本物は暗闇に浮かび上がる姿もかわいらしく、とてもすてき。本物と比べて申し訳なくなった」と伊藤さん。

 展示開始後は駅の利用客が次々と写真を撮るなど話題になったほか、社内でも完成した「金魚ねぶた」が正面から見ると阿井さんとそっくりだと盛り上がったという。「やっている時は自分の本職が分からなくなるような時もあったが、他のことでは得られない達成感があった」と笑顔で話す阿井さん。「ぜひ多くの方に東北に足を運んでいただければ」と呼び掛ける。

 展示は7月31日まで。

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