食べる

八王子・みなみ野にコーヒー豆専門店-カフェ併設、地域の集会所目指す

娘と店を切り盛りする高木さん。機関車型の焙煎機を用いる

娘と店を切り盛りする高木さん。機関車型の焙煎機を用いる

  • 0

  • List
  •  

 横浜線・八王子みなみ野駅近くに7月12日、カフェを併設したコーヒー豆専門店「BEANS TIME(ビーンズ・タイム)」(八王子市西片倉2、TEL 042-683-1277)がオープンした。

店内の様子

[広告]

 ブルーマウンテンをはじめとした自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆などを販売している同店。テーブル6卓とカウンター6席を設けたカフェも併設し、自家焙煎のコーヒーや紅茶、ジュースなども提供している。

 1年前から八王子市内など各所を巡って出店先を探していたという店主の高木さん。今年3月、10年以上住んでいるという地元の八王子みなみ野に店を構えることを決めた。「どんな店がないかなど街の特徴はよく知っているつもり」と高木さん。「これまで豆の専門店や喫茶店はなかった」と出店した経緯を話す。

 コーヒー豆や紅茶「マイティーリーフティー」の輸入代理店と直接取引。現在、コーヒー豆だけでも15種類を販売し、秋以降はさらに商品ラインアップを強化する方針。アイスコーヒーのオリジナルリキッドを共同開発し、カフェで提供するほか単体販売も行っている。「普通のものとは濃さが違う。ミルクやガムシロップを入れてもコーヒーを味わえると思う」と高木さん。

 カフェでは「ビーンズタイムプレミアムブレンド」(プレス=350円、ドリップ=380円)などさまざまなコーヒーを提供するほか、「マイティーリーフ」を使ったアイスティー、マンゴージュースなども展開。「コーヒーは煎(い)った直後から酸化が始まる。豆自体の味を比べてほしい」と高木さん。テークアウトにも対応し、「店の前にある自動販売機に来る客を取り込みたい」と意気込む。

 フードメニューとして、餡(あん)や寒天から手作りしたあんみつなども提供。「作りたてのおいしさを知っているので、できる範囲で手作りしたい」。今後は要望が寄せられている子ども向けメニューの開発にも取り組むという。「ここに来ればおいしい豆が買えることを定着させたい。街の皆さんが集まる集会場になれれば」と期待を込める。

 営業時間は10時~20時30分。月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜休)。

八王子経済新聞VOTE

「八経」こと八王子経済新聞に期待する記事は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース