多摩センター駅前の道路が、サンリオのキャラクター「ハローキティ」とベネッセコーポレーション「こどもちゃれんじ」のキャラクター「しまじろう」の名前を冠して、「ハローキティストリート」「しまじろう広場」と名付けられたことを受け、11月9日、お披露目パレードが行われた。
パレードは、パルテノン大通りからサンリオピューロランドにつながる通りとして今回命名された「ハローキティストリート」で開催。パレードの前にはベネッセビルの東側、多摩美術大学美術館(多摩市落合)前に設けられた「しまじろう広場」で式典も行われた。
式典には、名称の制定を要望した同地区の企業や団体によって構成される地域活性化団体・多摩センター地区連絡協議会(鶴牧1)の横山会長のほか、阿部裕行多摩市長、サンリオエンターテイメントの井上陽一COO、ベネッセコーポレーション地域貢献課の島田課長らが出席。テープカットの前には、「ハローキティ」と「しまじろう」が手をつないで登場し会場を盛り上げた。その後、ブラスバンドの演奏に合わせて「ハローキティストリート」を一周。沿道にはパレードの姿を写真に収めようと多くの人が集まった。
エリア内にサンリオピューロランド(落合)のほか、ベネッセコーポレーション東京本部(同)があることに加え、市が「ハローキティにあえる街」として同地区を制定してから10年を迎えたことを受けて制定された今回の名称。横山会長は「今日、多摩センターに新しい名前が2つできた」としたうえで、「新しい名前が付いたことで、皆さんが街を好きになってくれるよう協議会としてやっていきたい」と意気込みを述べた。「この名前を私たちみんなで大事に育てていきたい」とも。