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八王子に永福町発祥の大勝軒-72歳再出発、「あれっ!!えっ!?」の看板も話題に

「あれっ!!えっ!?」と書かれた看板で話題に

「あれっ!!えっ!?」と書かれた看板で話題に

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 八王子商工会議所近くの国道16号そばに10月5日、永福町発祥の「大勝軒」(八王子市本町)がオープンし、「あれっ!!えっ!?」という看板とともに話題を呼んでいる。

店主の小野塚さん

 9月末まで西武多摩湖線・一橋学園駅側の「一橋学園店」を取り仕切っていた小野塚冨雄さんが新たに手がける同店。10席ほどのカウンター席のみとなっており、煮干しをメーンとしたラーメン(800円)やチャーシューメン(1200円)、メンマラーメン(1100円)などを提供している。

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 現在、72歳という小野塚さん。1958(昭和33)年にラーメンの世界に入り、1969(昭和44)年に一橋学園に店を構えた。以来、45年にわたって小平の地で大勝軒を営んできたが、西八王子に住む息子と共に暮らすことになり、これまでの店を弟子に譲った上で、新たに店を手がけることにしたという。「お客さんから『おやじ絶対辞めるな』と言われた」と小野塚さん。「『たくさん大勝軒はあるがスープの味は少しずつ違う。この味で育ったのだから、絶対辞めないでくれ』と言ってくれたので、体は元気だし店をやりたいと思った」と話す。

 出店にあたっては居抜きの物件を借り、「全然知らない所に行くんだから、面白いことは何かないか」と「あれっ!!えっ!?」と大きく書いた看板を出すなど工夫。「ちょっと見た時に『えっ』『おっ』『なんでこんなところにあるんだ』という発想から付けた」。40年来の知り合いという看板屋からは「おやじらしい」と感嘆されたというが、客からは「『あれどういう意味なの』と聞かれることもある」と笑う小野塚さん。

 中盛りを頼むと麺の玉を4つ入れるなどメニューは一橋学園時代とほぼ同じ。「麺は500グラムほどあると思う。当時、一橋の学生が食べられるからとどんどん多くしてしまった」。これまでの常連客など1日30人ほどが訪れ、地元客も増え始めているという。70代になった今でも毎日、店に自転車で通っているという小野塚さん。「一番うまいものを作りたいという思いでやっている。まだまだこれから。またみんなに『うまいよ』と言われてみたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時15分~15時。不定休。

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