八王子で「飲食店向け創業スクール」開講 初回から受講生が事業プラン発表

8Beatを会場に始まった「飲食店向け!はちおうじ創業スクール」の様子

8Beatを会場に始まった「飲食店向け!はちおうじ創業スクール」の様子

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 八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)通り沿いにあるコワーキングスペース「8Beat(エイトビート)」(八王子市三崎町)で11月16日、飲食店の創業に特化した「飲食店向け!はちおうじ創業スクール」が開講した。

事業プランについては受講者が厳しい指摘を受ける場面も

 八王子の産業活性化組織「サイバーシルクロード八王子」(明神町2)が実施する同スクール。飲食店での創業を目指している人や創業1年以内の人を対象に、創業の基礎知識に加え、飲食業ならではの出店計画や店舗設計、マーケティング、資金の問題などを専門家とともに考えていくカリキュラムとなっている。

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 講義は週1回行う予定で全6回。最終回の事業計画発表は、希望する受講生にとっては商業スペース「夢・五房」(横山町)への入居審査を兼ねたものとするなど、地域と密着した創業スクールなのが特徴となっている。初回の同日はコミュニティーカフェの運営などを手掛けるタウンキッチン(小金井市)の北池智一郎社長と、まちづくり会社「まちワイ」(旭町)の星見和男さんの2人を講師に迎え、受講生が自ら練り上げた事業プランを紹介する「いきなり事業計画発表会」が行われた。

 会場には「8Beat」を手掛ける「共創空間」副代表の國本康浩さん、不動産業を展開するタイズホーム(明神町4)の鈴木卓社長など地元有志や行政担当者、金融機関担当者なども駆け付け、受講生が事業プランに対して講評を行った。中には「いろいろと言っていただいたが、何が一番揺るぎない軸なのか」「差別化ができる点がない」「自分で新しいものを開拓していくことができないのであれば創業しないほうがいい」など厳しい指摘をされる受講生も少なくなかった。

 「サイバーシルクロード八王子」では、市、商工会議所、金融機関などとタッグを組み、今年で11年目を迎える「本気の創業塾」と題した創業支援プロジェクトを実施しているが、業種を絞って創業スクールを開講するのは今回が初めて。

 「八王子では空き店舗の問題もあることから、飲食店という業種とリンクさせて創業に結び付けられればと取り組むことにした」と運営に携わるサイバーシルクロード八王子事務局の小野さん。受講生の発表を聞いて「まだまだこれから。いろいろな方々にサポーターとしてついていただいているので、そういった皆さんと事務局のほうでフォローしていきたい」としたうえで、「オーナーと協力しながら今後も空き店舗を使って、できるだけ設備投資の要らない、整っている場所を何店舗か作っていき、創業希望者との間でジョイントしていきたい」と意気込む。

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