京王バス南(府中市)が11月7日、多摩地区と羽田空港を結ぶ空港連絡バス「サンリオピューロランド号」を12月10日から運行すると発表した。
同社と「サンリオピューロランド」を運営するサンリオエンターテイメント(多摩市落合)が協力し始める同路線。同社南大沢営業所(八王子市南大沢5)が運行し、京王線・南大沢駅と羽田空港間を結ぶもので、途中、サンリオピューロランドの最寄り駅である京王多摩センター駅や聖蹟桜ヶ丘駅を経由して空港まで向かう。サンリオピューロランドには直接は停車しない。
南大沢駅発の便は、南大沢駅4時15分発の始発を皮切りに1日14便を運行。羽田空港発は、1日22便を予定。所要時間は約105~150分。バス全体をサンリオのキャラクターでラッピングするほか、車内もサンリオキャラクターで装飾。バス停の案内放送や降車ブザーは、「ハローキティの声が流れる特別仕様となる」と同社広報担当者。
国内外から訪れる客に対して、「移動のひとときを楽しんでいただくことが目的」。詳細な運行時間については、運行開始日以降同社ホームページで紹介するほか、羽田空港行きの便は事前予約も受け付けるという。
料金は、南大沢駅発=1,650円、京王多摩センター駅・聖蹟桜ヶ丘駅発=1,540円(それぞれ小人半額)。