八王子市は2月7日、2017年度予算案にあわせて、JR八王子駅から伸びるペデストリアンデッキ「マルベリーブリッジ」の西放射線通り商店街(ユーロード)通り側への延伸に向け、工事に着手することを発表した。
マルベリーブリッジとつながるエスカレーターやエレベーターなどが整備される八王子東急スクエア前
予算案は石森孝志八王子市長が定例記者会見で発表。予算規模は一般会計が昨年に続き過去2番目となる1,971億円、予算総額は4,080億円となった。
マルベリーブリッジについては、八王子駅前のショッピングセンター「八王子東急スクエア」(八王子市旭町)に接続し、三井住友銀行八王子支店(旭町)周辺にエスカレーターやエレベーターなどを整備することを目指して実施設計を進めており、今年9月~10月にかけて行われる「全国都市緑化はちおうじフェア」の終了後、準備工事を始めることにしたという。竣工は2019年度中を予定。
ほかにも中心市街地については、ユーロード周辺のにぎわい創出に向けて横山町公園や中町公園など沿道の公園を一体整備するほか、「全国都市緑化はちおうじフェア」の開催に合わせて路地や軒先など小さなスペースを緑化する「界わい緑化」も推進する。
石森市長は「市政100周年を迎え、これからの100年に向けたまちづくりを続けていくことが大事。子どもたちが夢と希望を持てるまちづくりをしたい」と意気込む。