高尾山応援基金運営協議会(事務局=八王子観光コンベンション協会)は8月11日、高尾山の自然環境保全や景観形成、歴史文化の活用などに充てる民間基金「高尾山応援基金」への募金受け付けを始めた。
山の日に合わせて受け付けが始まった同基金。高尾山の魅力を未来に継承することを目的としており、基金の運営協議会には同会のほか、JR高尾駅、京王電鉄、高尾登山電鉄、高尾山薬王院、地元の商店会・高尾山商店会などが参加する。
募金は京王線・高尾山口駅近くの「高尾599ミュージアム」(八王子市高尾町)、同駅舎内の高尾山口観光案内所、高尾山ケーブルカー・清滝駅のそれぞれで受け付け。高尾599ミュージアムでは、寄付付き手拭い(1,200円)などオリジナルデザインのグッズも販売している。
同協議会の大野彰会長は「豊かな自然、歴史文化が息づく高尾山は世界に誇る日本の宝。先人たちが残してくれた豊かな高尾山を未来に引き継ぎ、今後も多くの方に親しんでもらえる山にしていくため、基金を活用して積極的な取り組みを行っていく」とした上で協力を呼び掛ける。