ライブハウス「papaBeat(パパビート)」(八王子市三崎町2、TEL 042-626-8894)で10月14日、音楽とギョーザが融合したイベント「餃子(ギョーザ)ライブ in 八王子」が行われる。
昨年12月から月1回のペースで行われ、今回で10回目となる同イベント。ギョーザ食べ放題とさまざまなバンドによるライブを組み合わせた催しで、夏には竹を使った流しそうめんも行うなどトリッキーな企画も話題となっている。
イベントを手掛けるのは、福島テレビの情報番組「サタふく」にオリジナル楽曲を提供するなどしているロックバンド「RABUTORA」のギター・ボーカルで、浜松や宇都宮など各地のご当地ギョーザソングを手掛ける「スペシャオ餃子バンド」の「餃子マン2号」でもある川村いさみさん。
今回は「餃子マン2号」「川村いさみ」のそれぞれでライブを行うほか、「2minimum」「下駄(げた)箱にラブレター」「アースバウンド」の3組のバンドも出演。ギョーザ15個を食べる早食い大会や、八王子しょうがなどで知られる「江戸東京野菜」の販売も予定する。
都心のライブハウスで以前から行っていたという「餃子ライブ」。立ち見客が出るほど人気なこともあり、全国で同様のイベントを行っていく足掛かりとして、8年ほど前から出演している「papaBeat」で定例イベントを始めたという。
4時間ほどのイベントの中で500個を超えるギョーザが食べられており、前回は事前に1000個のギョーザを用意した。パパビートスタッフの塩越和子さんは「いろいろな方に見に来ていただいて、15回、20回と続けていくことで大きなイベントにできたら。街の人を巻き込めたらいい」と話す。
イベントに先駆け、八王子駅周辺でストリートライブを行うなど地元に向けたアピールも欠かさない川村さん。ストリートライブをきっかけに幅広い年齢層の客がイベントに集まり、中には「餃子ライブ」がライブハウス初体験となる人もいるという。「ライブに行くとなるとハードルが高いが、ギョーザの食べ放題に行くとなるとほかの目的ができる。気の済むまでギョーザを食べ、飲む遊び場になってほしい」と期待を込める。
開演時間は18時30分。料金は2,600円。