八王子市が10月8日、「全国都市緑化はちおうじフェア」のメイン会場である富士森公園(八王子市台町)の来場者が20万人に達したと発表した。
市制100周年記念のメイン事業として「みどりの丘の花絵巻はちおうじ2017」を愛称に行っている同イベント。9月15日から富士森公園に加え、八王子駅近くの西放射線通り商店街(ユーロード)や八王子市夕やけ小やけふれあいの里(上恩方町)など市内6カ所のサテライト会場でもイベントを展開している。
富士森公園では会場のゲートにセンサーを設置して来場者数をカウントしているほか、スタッフも測定を行っており、今回、ブルーインパルスが飛行を行ったオープニングセレモニーの段階から積算して、20万人に至ったという。
20万人目となったのは家族5人で訪れた中原鋼一郎さん一家。「花と緑の中でお酒も楽しめると聞き、休日をリラックスして過ごせると思い家族で訪れた。子どもを遊ばせるのにも絶好の場所」と中原さん。中原さん一家には石森孝志八王子市長から記念品が進呈された。
9月29日に専門学校の授業の一環で訪れたという20代女性の前田縫子さんが10万人目の来場者となって以来、約10日で20万人の大台に乗せた。昨年発表した同フェアの基本計画では、期間中の想定入場者数をメイン会場=25万人、サテライト会場=15万人の40万人と見込んでおり、八王子市都市緑化フェア推進室の小池靖信主幹は、「(メイン会場については)期間中に想定入場者数を達成できると思う」と話す。
会期は今月15日まで。