京王電鉄が運営する子ども向けの全天候型遊戯施設「京王あそびの森 HUGHUG(ハグハグ)」(日野市程久保3)で3月7日、オープンを前に内覧会が行われた。
京王線・多摩動物公園駅前に開業する同施設。約3000平方メートルの敷地の中に地上2階建ての建物を展開。年間の来場者数は25万人を見込む。今回は今月13日のオープンに先駆け、メディア向けに内覧会を行った。
体を使う「体育」、自分で考えさまざまなものを作り出し学ぶ「知育」、木の遊具に触れ合うことで木材や環境への理解を深める「木育」の3種類の教育要素を集結。多摩産材のスギやヒノキを使用した幼児向けの遊び場「きりかぶハウス」や乳児向けの「はいはいパーク」、約4万5000個のボールを使ったボールプールなどがある体育スペース、「日本最大級」をうたう高さ12メートル・直径15メートルのネット遊具「ハグハグのき」、全周200メートルのミニSL「ハグハグトレイン」などを用意。カフェレストランも併設する。
オープンに合わせ、7日から多摩動物公園線で同施設と多摩動物公園、「京王れーるランド」の3施設合同のラッピング電車を運行するほか、オープン当日は多摩動物公園駅前広場でオープンニングセレモニーを開催。京王電鉄のオリジナルキャラクター「けい太くん」らが集まるほか、明星大学吹奏学団による演奏やテープカットで開業を祝う。イベントは9時から。
先着3000人の子どもたちに同施設のキャラクター「ハグー」のオリジナルキーホルダーを進呈するほか、「けいたくん」と「ハグー」がコラボした限定デザインの入館ICカードセット(1セット=2,100円)も販売する。
営業時間は、遊戯施設=9時30分~17時30分、カフェ=10時~17時30分、ショップ=9時~18時。入場料は、大人=1日700円、子ども=30分600円(以降、15分ごとに200円)、子どものみの平日1日フリーパス=1,400円。カフェ、ショップは入場料不要。水曜定休(ショップは定休にかかわらず多摩動物公園の開園日に営業)。