創価大生が若者の居場所づくりプロジェクト フードバンク八王子ワークスで毎月集まる

月1回、フードバンク八王子ワークスに集まって活動

月1回、フードバンク八王子ワークスに集まって活動

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 創価大学(八王子市丹木町)の学生有志が3月から、若者の居場所づくりを進めるプロジェクト「MAGARI(まがり)」を行っている。

5月は中学時代に引きこもっていたという学生の体験談に耳を傾けた

 同大西川ハンナ准教授のゼミメンバーを中心に、ゼミの枠を超えて有志が集まり活動している同プロジェクト。学内での活動に加え、今春からフードバンク八王子ワークス(中町)に月に一度のペースで集まり、生きづらさを感じている学生に居場所を提供しようとさまざまな企画を進めている。

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 プロジェクトに携わる同大文学部人間学科社会学メジャーに在籍する原美香さんは「学内にも地方から出てきている人が多く、一人暮らしで家と学校を行き来する中では学校の中で疎外感を抱いてしまう。そういう学生は少なからずいる」とした上で、「居場所へのニーズは高まっていると思う。そういう人たちも参加できる居場所を作ろうということになった」と話す。

 月に一度、八王子の中心市街地で活動することには意味があるという。「メインターゲットは学生だが学外に飛び出すことで、地域の大人にも顔を出していただきたい。駅前なので語り場としていろいろな層の方が混ざりあえれば」と原さん。5月30日に行われた活動では、フードバンク八王子の國本康浩代表理事らが見守る中、中学時代に引きこもっていた学生の体験談を聞くなどした。今後は周辺地域の大学に通う学生にも参加を呼び掛けていきたいという。

 地域イベントの出展などさまざまな活動を予定しているが、「今はこれから何をやっていくかを決めるためにクリアにしなければいけないことがたくさんある」。活動の中では引きこもりをはじめとした社会と接点を持ちにくい若者たちとも関わっていく場を作ろうとしており、「居場所を感じられない方が、ふらっと来られるくらい垣根が低い場所を作りたい」と原さん。同じくプロジェクトに携わる同大文学部人間学科社会福祉専修に在籍する間野郁哉(ふみや)さんは「大学生という立場で大学生だからこそできる活動をしたい」と話す。

 単年で終わらせず、来年以降も活動を引き継いでもらうことが一つの課題。原さんは「本当にやっていくのであれば続けていかないといけない。いざ利用しようと思ってくれた人が来たときになかったら大きな機会損失になってしまうし、むしろマイナスを自分たちで作り出してしまうことになる。持続性も含めて、エネルギーを持ってやっていきたい」と意気込む。

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