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オリンパス八王子事業場チームが周回新記録で優勝 鈴鹿・ソーラーカーレースで

コースを走る「OLYMPUS RS」のソーラーカー「ORS-19」

コースを走る「OLYMPUS RS」のソーラーカー「ORS-19」

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 オリンパス八王子事業場(八王子石川町)の社員らによるソーラーカーチーム「OLYMPUS RS」が、8月4日まで鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われていた「FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2018」に参戦し、周回新記録で2連覇を果たした。

「OLYMPUS RS」はクラス2連覇を達成

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 1999年秋に結成された同チーム。2000年から同レースに参加しており、昨年もクラス優勝を果たすなど数多くの記録を残している。今回は14チームによる4時間耐久「ENJOY II」クラスに参戦した。

 レースにはオリジナルのソーラーカー「ORS-19」で挑んだ。同日に行われた決勝では、7時~11時の4時間にわたってレースを実施。ドライバーが剥離骨折のため出走できず、急きょ、代わりのドライバーを迎えるなどのトラブルも乗り越え、1周4分56秒のベストタイムをたたき出すなど好調な走りを見せた。レース後半でトップへと躍り出て、昨年の41周を大幅に上回る46周を走ってゴール。クラス周回新記録の上、同クラス2連覇、4時間耐久レースの総合成績でもトップに立ち、こちらも2連覇を飾った。

 前日の車検の際にはブレーキが壊れ部品交換に見舞われるなど会場入り後もトラブルに見舞われた。リーダーを務める山本武さんは「完璧ではない状態でフリー走行を行い、夜まで調整を行った。そこで調整ができたので、いい成績になった」と話す。「45周ペースの5分20秒で走っていたが、晴れてきたのでペースを上げた。楽なレースではなかったが、なかなかいいレースができた。来年も46周走って3連覇を目指したい」とも。

 同レースは1992年にスタート。オーストラリア大陸約3000キロを縦断する「ワールド・ソーラー・チャレンジ(WSC)」に続く歴史を誇る。主催は同所を手掛けるモビリティランド(鈴鹿市)と日本自動車連盟。4時間耐久の「ENJOY I」「ENJOY II」の2クラスと5時間耐久の「OLYMPIA」「DREAM」「CHALLENGE」の3クラスが、それぞれ1周5.8キロのコースを制限時間内に何回走れるかで競った。

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