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ライトアップイベント「光の森」 実践女子大生が空間演出手掛ける

「光の森」を手掛ける学生の皆さん

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 実践女子大学(日野市大坂上4)の学生が手掛けるライトアップイベント「光の森 -灯りが紡ぐ物語-」が11月18日・19日、日野市立中央図書館(豊田2)で行われる。

10人を超える学生がプロジェクトに参加

 日野市立図書館の主催で行われる今回のイベント。同大高田典夫教授と生活科学部生活環境学科の学生が空間デザインを手掛ける。当日は館内に櫓(やぐら)を組み、トレーシングペーパーを使って包んだ手作りの照明「灯りのイエ」約250個で飾り付け。イベントに合わせ図書館職員が明かりをテーマにした本を読む「大人のための朗読会」も開催する。

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 2016年から大学キャンパス内で「光の庭」と題した催しを行うなど明かりを使ったイベントを数多く行ってきた。その経験を踏まえて、「新しいことができるんじゃないかと思った。日野市立中央図書館は建築をやっている者としては、すごく有名な所。空間もきれいだし立地も良い。あそこでできたら良いなと企画を持ち込んだ」と高田教授。

 「図書館の方からもアイデアをいただけており、すごく良かった。地域の人にとっては、図書館は慣れている空間だと思うが、それが全く違う空間に見えてくるところを楽しんでもらいたい」とも。

 企画・演出に携わっている創作ユニット「絵と写真とデザイン社」のメンバーで、写真家の遠藤ちえさんは「日野市立中央図書館は空間としても素晴らしいし、私たちが進めている空間全体を利用してライトアップしようというコンセプトにも合っている。図書館としても人気があるところだが建物をより一層生かせれば。本の中に櫓という非日常的な体験ができるはず」と話す。

 イベントに向け、10人以上の学生が空間デザインのアイデアや作品制作、チラシのデザインなどさまざまな面で関わっている。同学科4年の柿田麻結さんは「日常の風景に明かりが入るだけで違った景色に見える、新しい空間が見えてくるような新鮮さを感じてもらうことをコンセプトにしている。いつもは昼間に来ている図書館の違った一面が見えるだけでなく、夜の図書館の落ち着いた雰囲気を味わっていただければ。実際に自分の目で感じていただきたい」とアピールする。

 同館は1973(昭和48)年に開館。館内閲覧が中心だった日本の図書館の中で、貸し出しに力を入れるなど現在の公共図書館の基礎をつくったとされる。建物については、初代館長の前川恒雄さんと公共図書館の設計を多く手掛けた建築家・鬼頭梓さんの出会いから生まれたとされ、こちらもその後の公共図書館の建築に大きな影響を与えたといわれている。

 開催時間は17時30分~20時。申し込み不要、入場無料。

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